カーブ | 祐天寺りえのフレンチアルプス日常生活

祐天寺りえのフレンチアルプス日常生活

「フランスだったら産めると思った」(原書房)「食いしん坊の旅」(パラダイム出版)「フランスの田舎暮らしとおいしい子育て」(小学館)・・・以来、単行本を出せていない祐天寺りえの、フランスの山の中での、ごく普通~の日々ブログ。

わっ! じゃが芋が、もう、ないあせる

・・・というわけで、カーブに取りに行ってきました。


アパート内にもカーブはあるのだけれど、

じゃが芋だけは、畑の主アルベルトのカーブに置かせてもらっていて、
初秋の収穫風景。アルベルト&健太


アルベルトは、メリベルの谷で唯二軒だけ残っている養牛家。


なのでカーブも納屋の中。


上が干し草の収納場所になっていて



下が牛小屋&カーブ

牛の角もあったり・・・

温度&湿度が最適なのでしょうね~。

なので、我が家もじゃが芋だけはココで預かってもらっています


林檎もアルベルト世代の人達は、秋に収穫したものを保存。

昔ながらの山の暮らしをきちんと続けていて・・・


牛を育ててはいるけれど、現在は3,4頭のみ。

自家製のチーズやバターを作るためのみ。



老いた牛は、無駄にする部分ほとんどなくさばき

日本人にとっての魚と同じですね。全て有難く美味しく頂く



昔は火事を防ぐためにパンも週に1度、村の共同窯で皆で焼き、

洗濯も井戸で皆で洗い、

そして保存食も、こうしたカーブを保有している家に、皆で預け合ったのだそう

今ではなくなってしまった風習。

「だって、面倒じゃない? わざわざ取りにいくの」

「いちいち挨拶もしなきゃいけないし」

いずこも同じ。

現代人は、こういう”面倒”を嫌うのです。


かく言う私だって、日本にいたらそうだと思う。

ここは異国で、異文化を感じられるカーブに入れるのが愉しいからしている・・・に違いない。

年輩の人達とのお喋りも同様。

私が外国人だから楽しめるもの・・・なのかもしれない。

異国に住んで得したことの1つ・・・でもあるかもしれませんね~チョキ