日本も「運動の秋」の頃・・・でしょうか。
フランスの学校では、10月末から1月がクロス(走り)・シーズン。
まず校内大会。それから地区大会。県大会。地方大会。そして全国大会・・・と選考戦で徐々に駒を進めていく感じ。
でも健太の中学界隈では地区大会が行われず。
そこで、この熱血「俺は男だ!」風、フランスの森田健作と私が内心で名付けている体育教師ムッシュー・ロッシュが、この水曜日、別の地区大会に健太達を送り込み
健太のカテゴリーは午後3時頃スタートと聞いていたので、まだまだ余裕があるな、と2時頃会場に行ってみたら、あれ? もう始まっている?
プログラムが急に変更になり、
なので10分ほど前に到着したばかりの健太達も、まだ1時間以上あると思ってお弁当を食べ始めていたら召集がかかり、大慌てでスタート地点に駈けて行ったのだそう。
13~15歳男子の部、スタート。凄い数。100人以上だったそう。
この日は午前中、大雨。大会1時間前まで降り続いていたので
泥の跳ね返りが、皆、背中や顔まで
1周目で既に先頭グループはこの3名になり、
でもトップの黄色男子は、たぶん短距離系だな・・・という感じの走り。
それよりも黒の男子(15歳)の走りが巧いな・・・などと想って観ていると
案の定、2名になり。
観戦オタク・ママ。目だけは肥えております![]()
そろそろスパートをかけ始めていいのでは?と思ったけれど、
えっ? あと1周あるんだと思ってた・・・と健太。
会場到着が直前だったので、コース把握もウオーミングアップもなし・・・で、ゴールがどこかも知らずのスタートだったそう。
でも当人曰く、
「これからもあることかもしれないから、その場合、どうすればいいかを今回のことを元に考えてみる。ムッシュー・ロッシュにも訊いてみる」
と。
うん、うん、その通り。それでいい。
それにしても、観ていて飽きないのは、このムッシュー・ロッシュ。
本当に熱血で
この日も会場中を走り回っては、生徒達に脇から指示。
それも
「いつでもいいんだぞ、いつでも好きな時にスパートをかけろ!」
などと、言いつつ、でもそれには明らかに
「スパートかけろ! 行け~!!」
そこへ、有名トレイル選手、アンヌ・リーズまで
「健太を観に来たのよ」
彼女のパートナー、フレッドも加わり・・・。
陸上熱血団3名で熱い論議が始まり
話題の中心はVMAについてで。
VMA・・・有酸素性最大スピード
要は時速何キロで呼吸が苦しくなるか・・・の境い目数値。
健太は19.5kmで、
「それじゃ、俺と同レベルじゃないか」
とフレッド、ますます興味深々。
元サッカー選手。トレイル歴10年のトレイル界ではかなり名の知れた選手。
問題は13歳でその数値を持っている場合、今後、どうそれを保持させていくか・・・で、3名ますます熱くなり。
途中でアンヌ・リーズに
「なんでリエ、私たちの写真ばっかり撮ってるの?」
と気づかれ。
だって、かなり絵的に面白いんです、あなた達。ご当人達は解ってないと思うけれど・・・![]()
当の健太は、一人だけまるでパラシューターのように大きなリュックを背負っていて
靴4足。靴下4足。ズボンやら上着やら水2リットルやらが入っているらしく。
熱血団3名に可愛がられるのは、奴もやっぱり変わってるから?・・![]()
いずれにしろ、今の彼は複合スキーに専念。
やれるだけやって、でも将来、例えば30歳以降はトレイル。走るのは本当に好きだから・・・と言っていて。
それを知っているムッシュー・ロッシュは、だからとても長い目で見てくれているのだそう。
ジャンプの連盟コーチ・ダミアンもそうだけれど、良い指導者達に恵まれていて。
幸運だね、健太![]()
次の県大会は2週間後・・・だそう。
それに向けて、また自主練を組んでいるらしい健太。
カエルの教え子もカエル?・・・奴も熱血予備軍だったりして?(笑)![]()
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