モンブランの麓、Chamonix(シャモニー)の町にある菓子店。
Aux Petits Gourmands(オ・プティ・グルマン)のオーナー
Jacquline Fattier(ジャクリーヌ・ファチエ)
私と同じ1964年生まれの49歳。
16歳までクロスカントリー・スキーのジュニア・チャンピオンだった元競技選手。
その後、スキー教師になり、
それからシャモニーの老舗ホテルのシェフと結婚。
自身は1987年、菓子店を創業。Aux Petits Gourmands1号店を町のメインストリートに出店。
168 rue du Dr Paccard
Chamonix Centre
74400 Chamonix-Mont-Blanc
Tel : +33(0)4 50 53 01 59
Tel : +33(0)6 29 99 61 64
Email : auxpetitsgourmands@orange.fr
Web : www.petitsgourmands.fr
Facebook : .facebook.com/auxpetitsgourmands.chamonix
店内も菓子も全てモダンに、コンセプトを全て切り替えた。
今、パリやリヨンなど大都会で流行りの、宝石店風。
常に1000以上のアイデアが、溢れ出るかのように頭にある。
・・・という彼女が考案した、このショコラの詰め合わせも人気商品。
21の山頂名が書かれていて、キャラメル味やブルーベリー味など。
山を愛する者にはたまらなく愉しいチョコで、
そして、もう1つ。
1個売りも大人気。
和菓子みたいですものね。
だからなのか、モンブラン観光に来る日本人が特に大喜びで買って帰るそう。
フランス人にはどうなのかな? 1個売りなんて買わないんじゃないのかな?と思ったら、
教会での結婚式や洗礼式の後に配るドラジェ(ボンボンの小袋)の代わりに愛用されるようになってきているのだそう。
また国際会議もよく開かれるシャモニー。
その手土産や、またホテルの枕元に置かれるウエルカム・ショコラにも好評なのだそう。
これも彼女のアイデア。
この4810の試食用、小さなチョコ。
形は違うけれど味は同じ。
4810を切ると形がいびつになり無様。
この山の絵柄も彼女作。
24歳の娘と19歳の息子のいる彼女。
「信条は?」
と尋ねたら、答えは即
「働くこと」
仕事への情熱とアイデアに溢れ、シャモニーの町の議員もし・・・。
そんなやり手の女性経営者と聴いていたので、心して会いに行ったのだけれど、
実際の彼女は驚くほど気軽で陽気で、
バリバリ感などほとんどなく、
ガツガツ感もカリカリしたところ、超多忙な感じも皆無。
ただただ、働いていること、生きていること、日々が楽しくて仕方ない・・・という見るからに喜びに満ちた人で。
今も冬は何度かクロスカントリー・スキーの長距離走に出場。
ビジネスだけではなくスポーツも愛し続け
2年前には同じシャモニーの町の別の通りに2軒目を出店。
今年12月初旬には3軒目も出店。
1軒目とも2軒目とも違うコンセプトの店にするため、
そこで販売する菓子も他店とは別のものにしよう!と、
目下、菓子部門のシェフ・ダビッドが毎日、新商品の試作に燃えていて
そのダビッドに「私まだそれ食べさせてもらってないわよね」ジワジワと近寄り
食べたいな。食べさせて・・・とネダる経営者。
そう。
スタッフに対しても実に気さくな経営者なのです。
経営法にも色々あって、全てを掌握。自ら全てをこなす経営者もいるけれど、
彼女の場合は、信頼できるスタッフを揃え、
それぞれに託し、
そして、そのそれぞれが安心して自分の仕事に専念できるように
自分は店を順風満帆に漕いで行く舵取りをしていく・・・そんなタイプ。
パン&ヴィエノワーズ(クロワッサンなどのデニッシュ系)を担当するシェフ
マカロンなど現代菓子のエキスパートのシェフ
ショコラからデザートまでを総括するシェフ
そして朝食&ランチを用意する調理部門のシェフ
4名のシェフを作り手の柱とし、それぞれを信頼し、
自分は経営に専念。
朝食&ランチの調理部門は日本男子MassaことYAHATA MASAHIKO氏。彼が1人で賄っている。
菓子や店内をモダンにしたり、新しい店を新しいコンセプトで開いたり、
そうした「新しくする」や「モダニズム」も、
他より抜きんでるため、目立つため、儲けるため・・・よりも
「ディナミズム(ダイナミックさ。活力)のため」
「だって新たなものを生み出すことは、皆にも活力を与えるじゃない?」
「前に向かって踏み出し、歩む、その姿勢は周りをも元気にするじゃない?」
と。
ナルホド。
古き良きものを大切にするのも素敵だし大事なこと。
でも、そうかぁ。新しいことを始めることも、世に活力を与える。
確かにそうかも。
彼女に出逢えたことで、私もとても活力や勇気を与えられ・・・
ガンガン邁進する必要なんてない。
ガツガツ、キリキリする必要もない。
明るく朗らかで楽しいディナミズムも可能なのだ!・・・と。
素敵な人物との出逢いは大きなエネルギーを貰えます。
Merci beaucoup,Jacquline![]()





















