ブラボー!! 2週連続・表彰台 渡部暁斗選手 | 祐天寺りえのフレンチアルプス日常生活

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「フランスだったら産めると思った」(原書房)「食いしん坊の旅」(パラダイム出版)「フランスの田舎暮らしとおいしい子育て」(小学館)・・・以来、単行本を出せていない祐天寺りえの、フランスの山の中での、ごく普通~の日々ブログ。

1月12日(土)

フランスのJura(ジュラ)地方(ジュラシックパークの語源にもなっている地方)で、複合(コンバイン)のワールドカップが開かれた。


1位には、現在トータルランキング1位であり、地元選手でもあるJason(ジェゾン)が来るとフランスのファンは誰もが想い、そして願ってもいた。


午前のジャンプでは14位につけたJason。

14位ならば、クロカンの得意な彼のこと。

少なくとも3位までには抜いてこられるだろうと皆が期待したが、結果は6位。


う~ん、残念しょぼん

私としては渡部選手とJason。両者に表彰台に昇って欲しかったんだけれどな・・・(なんてファンの”勝手でお気軽”な希望ですね)。



1位はTino(ドイツ)。ジャンプ3位。クロカンで見事なほど逞しい滑りを見せた。


2位はBerhard(オーストリア)。現在トータルランキング3位につけている常に上位にいる選手。今回はジャンプ1位。彼も美しい滑りが定評の選手。


そして3位に渡部暁斗選手!

先週末の2位に引き続き2回連続の表彰台チョキ

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まだトータルランキングではトップのJasonとのポイント差は大きい。

でも前半の不調を乗り越え、既に4位までジワジワと上がってきた。

なにより着実&確実に上への階段を登り始めてる姿が頼もしい。


Jasonが「もっとも怖く、もっとも好敵手」とシーズン前から言っていたAkito WATABE.。


皆がトータルポイントの差で騒いでいようが、彼に大事なのは常に「今の自分との闘い」。

その変わらぬ姿勢もJasonにとっては「もっとも怖く、もっとも好敵手」なのだそう。

どうしても計算してしまう自分と違い、Akitoはどんな時でも自分と闘い、自分のペースでレースに挑む・・・と。


複合選手のあるべき姿・・・それがAkito WATABE。


祐天寺りえのフレンチアルプス日常生活 この日はジャンプで5位になった渡部選手。


漸くいい感じで跳べるようになってきた・・・らしい。

この自分で感じる『感じ』が大切なところがジャンプという競技。

特に渡部選手の場合、たとえ良い距離を跳んでも「良い感じ」が持てないと首をかしげていることが多い。

結果よりも感触を大切に、自分の跳びを常に求めているその姿勢が”Akitoらしさ”でもある。


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祐天寺りえのフレンチアルプス日常生活 5位で出走した後、前半グイグイと先頭を滑り続けた渡部選手。


ドイツ選手とオーストリア選手は渡部選手を風よけにしながらの計算した滑り。

計算する選手と自分のペースで滑る選手、後方から追い上げる選手・・・さまざまだが、渡部選手の魅力はクロカンでも「自分のペースをみつめる」その姿勢。

長時間先頭を滑れば体力の消耗は当然多くなる。

それでも自分のペースで滑ることを選んだ彼を「やっぱりAkitoは潔い、武士のような選手だ」と賞賛するフランス人は多い。


・・・なんて、勝手に「武士」やら「潔い」やらのイメージを持たれてしまっているけれど、ご当人は案外カジュアルな人柄だったりして? 

だとしたら、それはそれで大変ですよね~(笑)。

でもそれもまたAkito流に、世の勝手なイメージなど気にせず、自分のペースで行ってくれることでしょう。


その渡部選手もブログに書いているけれど、フランスでの大会応援&声援の賑やかさは、かなりのものらしい。


私はフランスしか知らないので、どこの国もこんなものだと思っていたけれど・・・そうなんだぁ~。そんなに世界中を転戦している選手でも驚くほど、フランスでの観戦ムードって賑やかなんだぁ~・・・と、今回初めて知った。


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祐天寺りえのフレンチアルプス日常生活 あちこちの大会で観戦者にはこんな”音出しグッズ”も配られる。

左から吹くと「プー」と鳴る笛。真ん中は振るとテケテケ鳴る鹿脅しのような木製。右は牛の首にもつけられているカウベル。



・・・で、不勉強な祐天寺。

今回、渡部選手のブログとJasonのインタビューで知ったのですが、このフランスのお祭りみたいな観戦状況。楽しいけれど、当の選手にとっては「ちょっと問題」でもあったんですね。


土曜のこの大会でも、あまりに声援の声が強すぎて、コース脇からのコーチのインフォメーションが全く聴こえなかった・・・のだそう。


渡部選手はすぐ後ろにJasonがいたこともあって、しかもそのJasonは地元っ子。

きっと背後から波のようにJasonコールが押し寄せていて、それはそれは大変だったに違いない(でも、それでも彼は「だからフランスの大会は面白いし楽しい!」とも言っているけれど)。


当のJasonですら

「応援してくれるのはとても嬉しい。でもインフォメーションが全く聴こえないのは、正直やっぱり辛かった」

と語っている。


選手にとって地元での大会はプレッシャーだけが問題なのかと思ったら、こういう問題もあるんですね~。


そもそも私はコース脇からコーチがインフォメーションを流すことすら知らずにいた。

まだ私自身が子供の大会レベルのファンである証拠ですね(子供の大会では、まだ滑走中のインフォメーションなどはなく、いくらでも大声で応援していいので)。

いい勉強になりました。

今後はあまり大声で応援しないように気をつけようと肝に銘じた祐天寺でしたカゼ(ただでさえ地声がデカいし☚「大きい」どころではなく「デカい」らしいあせる)。


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