東往来と西往来。 | 石川県の飲食/観光/食品コンサルタント 山崎英樹の独り言

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北陸・石川県を拠点に、飲食店、フードビジネス、観光宿泊業などの各種アドバイスを行うコンサルタント山崎の独り言。ビジネスからプライベート、趣味遊びから世の中へのメッセージまで、真面目で適当、知的で軽薄な遊び心満載のブログ。いしかわ観光特使も務めてます。


今日は、
のと里山海道で奥能登へ。 
途中の志雄パーキングエリアからの
千里浜なぎさドライブウェイです。

色合いがどんよりして
雰囲気は梅雨真っ只中。

実際、
この辺りまでは道路が濡れない程度の、
しかしワイパーは必要な小雨だったけど、
宝達志水町辺りから雨はすっかり上がった。
そして羽咋から久しぶりに「東往来」へ。

道の駅織姫の里なかのと

久しぶりに立ち寄りました。

何と10周年だそうで。


ちなみに
「東往来」って言葉、
意味わかりますかね?

東があるので
西(西往来)もあります。

ちょっと長いのですが、
ウィキペディアにちゃんと
解説されているので
引用させていただきます。

『能登半島中央部を北東から南西に走る窪地・邑知地溝帯は、邑知潟とともに、古来よりの天然の良港・七尾港から本州内陸部へ向かう重要な交通ルートとして早くから開けていた地域であり、
山がちな能登半島では大変良好な農地としても発展してきた。

地溝帯の南北に屏風の様にそびえるそれぞれの山際に沿って二つの街道が成立、それぞれを西往来(西往還)東往来(東往還)と呼称するようになった。

石川県道2号七尾羽咋線はこのうちの西往来が発展整備されたものであり、
行程の7割ほどをJR七尾線と寄り添うように進む。
なお、東往来(東往還)は国道159号やその旧道石川県道244号七尾鹿島羽咋線にあたる。』


…と有ります。
(国土地理院ウェブサイトより引用)

簡単に言うと、
邑知地溝帯の東側を宝達山丘陵に並行して走るのが「東往来」。
この道路から鹿島バイパスが派生したことによって東往来の交通量は減りましたが、狭いけどしっかりした道路です。

羽咋市猫の目交差点から七尾市に至るのが「西往来」。
邑知地溝帯の西側を眉丈山系丘陵に沿って北上することから西往来と呼ばれます。

道の駅なかのと織姫の里は平野のど真ん中、鹿島バイパス沿いなので中往来とでも呼ぶべきかも。

わたしの祖母が西往来側の千路で生まれ育ち、
母は羽咋市能登一の宮(気多大社近く)で育ったので、
羽咋市、旧羽咋郡、旧鹿島町辺りまでは縁あって良く行っていました。


この邑知潟周辺に形成される
大地溝帯は大学生になって
地学で習いました。

また、大地溝帯と並行して活断層帯である邑知潟断層帯が存在します。
邑知潟断層帯は石川県七尾市から中能登町、羽咋市、宝達志水町を経てかほく市に至る断層帯です。

このように邑知地溝帯や千里浜が形成された歴史や車が走れる理由、断層、火山…などなど

実は石川県は地学を学ぶのに参考になる地形が色々あるんですよ。


と言うことで
ご興味があれば能登へ是非。



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