奥穂高岳へ その3崇高な頂へ | 石川県の飲食/観光/食品コンサルタント 山崎英樹の独り言

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奥穂高岳への登山ブログ、その3です。

穂高連峰は登山を始めてすぐに憧れた山域。

北アルプスに初めて脚を踏み入れたのは
新穂高ロープウェイで西穂高口まで上がって、
そこから西穂高独標ピーク(2702m)まで登った時。

これが初の穂高連峰でした。

その後、実は2年前、
上高地から涸沢に入って涸沢小屋に泊まり、
北穂高岳を目指したことが有りました。

この時は私の数少ない県外の山友が
北穂高岳山頂にある日本一高地に建つ山小屋「北穂高小屋」に先に登っていて、

一日遅れで上高地から入って追い付こうとしたのですが、

あいにく2日連続の大雨で、
涸沢から北穂高岳を目指し登頂している途中、
山頂まであと1時間の地点で撤退した経験が有ります。

と言う事で、
今回は隣りの奥穂高岳ではあるけど、

自分にとっては
2年前に土砂降りで北穂高岳登頂を断念した借りを返しに行く山行でもありました。
リベンジ登山ですね。

さて。
山小屋が見えてきたら足が軽くなって俄然パワーアップ。
無事に穂高岳山荘に6:15到着。
この先山頂まではスリル満点のエリアです。
いよいよ奥穂のてっぺんを目指してラストアタック。

程なく名物の垂直梯子。
写真で見ていたけど本当に垂直だった。
下は向かない。帰りが怖い(笑)
このあと、いくつかの梯子や鎖を使って高度を一気に上げます。

いよいよ山頂が近付いた時、
超難所のジャンダルムが遠くに見えてきて…

ついに北アルプス最高峰、
奥穂高岳に登頂。

穂高神社嶺宮祠にお賽銭を捧げて
なにはともあれ記念撮影。
寒さで顔が強張ってます。
帽子が飛ばされそうな強風で、
姿勢を低くしないとちょっと怖いくらいでした。


高曇りで、晴れ渡ってはいませんが360°視界良好でした。
北アルプス最高峰からの景色。
大パノラマは最高のご褒美。

これは中央に槍ヶ岳。
そこからグーッと右手前に北穂高岳。
更に左手前に涸沢岳が尾根で繋がっています。

奥が御嶽山。手前乗鞍岳。
眼下に上高地。

右に笠ケ岳、ずっと遠く左に白山。
山々を見下ろす感覚と言うか、
高いところに来たことを、周りを見ながら感じました。

山頂付近はとにかく狭く、
3190mの高さで写真行列が発生しました。

強風と寒さで手がかじかんで、
どの登山者もスマホ操作がままならない程。

と言うコンディションだったので
今回は山頂を早々に引き揚げ、
アルプスの風景にゆっくり浸る余裕は有りませんでした。

穂高岳山荘には改めてまた来るぞと誓い8:20に下り始め。

涸沢カールの紅葉はまだ。
草枯れ状態。
再来週あたりが見頃かな。

涸沢でリセットして再出発。

最終バスに間に合わせるため、

ほとんど休まずに歩いてとりあえず徳沢園まで戻り、

バス時間に間に合うことを確信してやっと遅い昼ごはんです。

徳沢園名物手作りカレー。

その後はゆったりと上高地に到達。

登山終了しました。

参考タイム(休憩含む)
上高地~涸沢カール 5時間45分
歩行距離15.7km
累積標高差804m

涸沢カール~奥穂高岳 3時間20分
奥穂高岳~涸沢カール 2時間30分
合わせて累積標高差881m
歩行距離5.4km

涸沢カール~上高地 5時間15分(徳沢園にてランチ含む)
累積標高差804m
歩行距離15.7km

奥穂高岳登山レポート。
れにて終了です。

次が有れば二泊三日でゆっくり楽しみながら行きたいな。

短くまとめたつもりてすが
やはり長かった。
最後までお読み頂き有難うございます。