採用と人材育成を考える(3)スタッフが働きやすい工夫と気遣いを | 石川県の飲食/観光/食品コンサルタント 山崎英樹の独り言

石川県の飲食/観光/食品コンサルタント 山崎英樹の独り言

北陸・石川県を拠点に、飲食店、フードビジネス、観光宿泊業などの各種アドバイスを行うコンサルタント山崎の独り言。ビジネスからプライベート、趣味遊びから世の中へのメッセージまで、真面目で適当、知的で軽薄な遊び心満載のブログ。いしかわ観光特使も務めてます。

現代の店舗運営における

採用と人材育成の考え方の変化について

簡単に解説するシリーズ。


最終編です。



店長の責任は、

短期的には売上と利益の確保ですが、

長期的には人材育成、

つまりスタッフを成長させることです。



ところが、もちろん皆ではないものの、

スタッフ自身はそれほどスキルアップしたいと思っていません。


なんとか最低限のことを無理しない範囲で出来るようになればいいかな…と考えているのがほとんどだと思われます。



ですから、

従来のやり方で指導していると、

現在は即退職…という事態に繋がることが少なくないのです。



このように書くと、

スタッフを甘やかすことのように感じますが、

採用コストや労力をを考えると

今の状況ではこちらが得策でしょう。


こうしたことを踏まえた上で、

マネージャーはスタッフが続けて仕事をしてもらうよう取り組まなければなりません。




そこで、いまどきマネージャーは、

スタッフの居心地の良さを重視しなければなりません。



組織内の人間関係はどうか?体調はどうか?仕事で分からないことは無いか?などを気遣うことはもちろん、

感謝の言葉をかけることも必要ですね。



あなたがここにいてくれて有り難う…とか、

君はこの店に必要な人材だ…と思い伝えること。



こうしたことが居心地の良さと

離職防止に繋がるはずです。



いまどきのスタッフが動くかどうかの基準は納得感。

仕事を指示するときは、その仕事の本質や意義を丁寧に伝えて、

理解した上でやってもらうと言うスタンスが必要でしょう。



と、長々書いてきましたが、

昔では考えもしなかったことを

いま現在のマネージャーは考えなければなりません。



店の存続にはスタッフの定着と成長が不可欠。

そのための工夫と気遣いが

今は昔より必要になったということです。



これにて、このシリーズは終了です。

最後までお読みいただき

ありがとうございます。



この三回のブログでは、

お読みいただく文章を出来るだけ短くするため、

細かい説明を省いた部分も有ります。



人材採用、育成についてのご相談や

お問い合わせはどうぞお気軽に。



ブログランキングに参加中です。

今日もココをポチッと。

応援の一票クリックを。

        ↓↓↓



■石川の飲食業アドバイザー山さん■
業務内容の確認や各種お問い合せは、オフィスアユートで検索の上、ホームページをご覧ください。