劔岳に行ってきました。その3 劔岳下山編 | 石川県の飲食/観光/食品コンサルタント 山崎英樹の独り言

石川県の飲食/観光/食品コンサルタント 山崎英樹の独り言

北陸・石川県を拠点に、飲食店、フードビジネス、観光宿泊業などの各種アドバイスを行うコンサルタント山崎の独り言。ビジネスからプライベート、趣味遊びから世の中へのメッセージまで、真面目で適当、知的で軽薄な遊び心満載のブログ。いしかわ観光特使も務めてます。

今シーズン最初の北アルプス。

憧れていた「劔岳」登山の下山編です。

その前に、
劔岳については、とにかく早めにやっつけておきたかった(=登っておきたかった)山で、
以前から自分なりに予習していました。


昨年シーズン中の登山も少し考えたのですが、
何と言っても日本屈指の、あの劔岳です。

当時はまだまだ経験が足りないと思い、
今シーズンの最初に赤岳(八ヶ岳)、

次に宝剣岳(中央アルプス)で、
少し上級者向けの岩稜帯に慣れてから、
今回の劔岳にアタックしました。


さて、
下りの難所「カニのよこばい」は、
頂上を降りて直ぐに始まります。

これは、山頂を目指しているときに撮った、よこばいの導入場所の写真。
これは、今からよこばいに降りる時に、
同じ地点で撮った写真。
山の天気、激変です。
よこばい(横這い)の核心部は
岩場を鎖だけを頼りに
横に這うように移動します。

足場はしっかり見えません。
慎重に足で探って横にずらす感じ。

核心部を過ぎてようやく一枚撮影。
その直後に、ほぼ垂直下降の梯子出現。
梯子が終わっても、急降下の連続。
もう一つの難所「平蔵の頭」も越えて、
やっと劔岳を望む余裕が。
でも、まだ緊張するこんな細いルートも有ります。
劔岳は意外にも花の山。
スッゴい岩場にポツンと一輪咲いていたりして、
クライマーをホッとさせます。
そうこうするうちに
剣山荘が見える一服劔まで戻って来ました。
振り返れば劔岳。
所要時間五時間ちょっとで山小屋に帰還。

思い出の剣山荘を後にします。
山小屋からの帰り道は
きつい登りがずっーと続きます。
雪渓を何ヵ所も越える。
劔御前山荘前にて。
劔岳が見えるのはここが最後。

変わってここからは
立山連峰が見えてきます。



劔御前山荘から雷鳥沢への下り。
結構ハードな下りです。
この写真の山のてっぺんから、
色とりどりのテントが沢山見える場所まで、約90分下りっぱなし。
雷鳥沢からみくりが池・室堂へは
再び長い長い登りに変わります。
これがかなりキツかった。
と言うことで、
立山室堂から雷鳥沢、劔沢経由の、
別山尾根ルートでの劔岳登山は無事に終了。

その昔、富山でスーパーバイザーをしていた20代の頃、
部下の社員の女子が高校時代に山岳部で劔岳に登った話をしてくれました。

当時は、全く異次元の話と思って聞いていたけど、
まさか自分が行くとは思いもしなかった。

劔岳は噂通り、
本当に試練の山でした。

達成感と充実感にしばし浸りたいと思います。


劔岳登山ブログにお付き合い頂き

有り難うございます。


ブログランキングに参加中。

今日もココをポチッと。

応援の一票クリックを。

        ↓↓↓



■石川の飲食業アドバイザー山さん■
業務内容の確認や各種お問い合せは、オフィスアユートで検索の上、ホームページをご覧ください。