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最近はまっている「孫子の兵法」。
有名な「五事七計」を自分なりに解釈してみたいと思います。
(だいぶん簡略化させて頂きますが・・・(^_^;) )
孫子は戦争を始める前に、まず五事を整え、
七計によって事前に敵味方の実情を詳細に比較・分析し、
充分な勝算が見込めると判断した時にのみ兵を起こすべき、と考えたそうです。
具体的には以下の「五事」「七計」の事柄を比較検討します。
■五事
1:道(道徳)・・・国民の心を君主と一つにさせる
2:天(天の時)・・・月日・寒暖など、季節の移り変わりを活用する
3:地(地の利)・・・遠い近い広い狭い・・・等の地形の特徴を活かす
4:将(すぐれた将軍)・・・知恵、信義、勇気、仁愛、威厳を持ち合わせている
5:法(すぐれた制度)・・・合法的な軍隊の部分けと役割り分担
■七計(比較)
1:君主の道徳・・・どちらの君主が人心を把握しているか
2:将軍の能力・・・将軍はどちらが優秀な人材か
3:天の時、地の利・・・天候・地形はどちらの軍に有利か
4:法令遵守・・・軍規はどちらがより厳格に守られているか
5:強兵・・・軍隊の能力はどちらが強力か
6:将校の熟練・・・兵隊の訓練は、どちらがより行われているか
7:賞罰規定・・・信賞必罰はどちらがより明確に守られているか
戦争を始める前に、五事七計を用いて敵味方の実力を比較し、
戦う前から勝つか負けるかを判断します。
孫子は、「戦う前(最初)からはかりごとを巡らすこと」(=始計)
を兵法の第一篇に置いたとのことです。
現代のビジネスにも十分に通用します。
競合他社との間の比較。
今、自社に不足しているのは何なのか?
今、ここで新規事業を始めるべきか?
今、ここでどういうフェアを打つべきか?・・・などなど他にも活かすことが出来るはず。
「五事七計」の考え方、活用してみよう!
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