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メニューやプロモーションなどを決める際、
「何を売るか?」をまず決めてしまいがちです。
それはそれで、大切なことです。
でも、最も大切なのは、
その商品を売る理由だと思っています。
それは、ニーズでも、流行・トレンドでもいいです。
とにかく「根拠」をはっきりせることが大事です。
ワタクシの大好きな楽天名誉監督の「野村監督」は、
バッテリーが打たれることよりも
「根拠の無い配球」に対して、大変厳しかったそうです。
バッターの待っていると思われる球種・コース、カウント、
前打席までの傾向、得意不得意、今日の投手の調子、
過去のデータなどなど、
ありとあらゆる情報を基にいろいろと熟慮して、
いまここで投げるべき球種を根拠を持って決定・決断し、
ボールのサインをピッチャーに送り、
投げさせる・・・。
なぜその球を投じせたか?
一球一球に「根拠」を求めました。
キャッチャーが、根拠のある配球を要求し、
そのボールが打たれたのならば、
バッターが上回ったか、バッテリーが未熟だったか・・・。
いずれにしても「打たれた根拠」が明確になります。
次の攻略戦略も立てやすくなります・・・。
・・・全く納得。同感。ビジネスも一緒です。
我々フードビジネスの世界の「商品」「販促」には、
一つ一つに意味があります。
無駄なモノや、根拠の無いものは本来存在しません。
そして、その価格設定、ポーション(分量)設定、
内容設定、ターゲット、
利用動機、販売の目的、・・・などなど
一つ一つに「戦略的意味」が有ると言っても過言ではありません。
根拠(=戦略)がはっきりしていればば、
売れなかったときに
売れなかった根拠が、はっきりします。
そして、次の対策も立てやすくなります。
「何を投げるか」よりも「なぜその球を投げるか」。
「何を売るか」よりも「なぜそれを売るか」。
そして、
まず「根拠」「戦略」。
そのためにアンテナを高く張り巡らさないと・・・!
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