こんにちは!

50代の女性の生き方を発信している
山口朋子です

令和6年6月6日、仏教の在家得度し、
法名【桃尚(トウショウ)】をいただきました。
 
数年前より宗教ではなく、
哲学としての仏教に惹かれ、
淡路島の東栄精舎 妙有庵の山田 圓尚氏
の元で学んでいました。

今回、戒師として、氏のお父様であり、
元中尊寺貫首の大僧正 山田俊和氏より
五戒と法名を頂きました。
 

得度したからと言って生活が大きく
変わるわけではないのですが、
お釈迦様から天台大師、伝教大師、慈覚大師などの
諸師が継承してきた法脈に加えていただき、
身が引き締まる思いです。
 
私がなぜ哲学としての仏教に惹かれたかというと、
高校生くらいから
「なぜ人は生きているのか」
「生きている中での苦しみはなくならないのか」
「人はどこへ行くのか」
を知りたくて、高校の教師などに聞いていました。

もちろん誰も答えてくれませんでした。
 
仕事がうまくいかない時、大失恋をした時、
産後うつになった時、離婚や別居を考えた時、
何度もそれらについて考えたものです。
 
でも、数年前、臨死体験のような不思議な体験をし、
自分の死後の世界を見てくる経験をしました。

そこはとても平和で安らかな場所で、
そこにいつか行けるのだと
安心を感じたのを覚えています。
 
そんな頃に般若心経に出会い、
私が見た世界がお経に書かれていました。

そこから仏教の本を手あたり次第読み、
お坊さんの話を聞きに行ったりしていました。
 
ひょんなご縁で山田 圓尚氏と出会い、
オンラインで仏教の勉強会をされていると知り、
3年前から参加させていただいていました。

学べば学ぶほど奥深い仏教の魅力に、
私は惹かれていきました。

その流れで、今回、在家得度させていただきました。
 
私が10代の時から知りたかったことが、
仏教のお経の中に書かれていることがとても面白く、
この教えに出会えたことにとても幸せを感じています。
 
自我とは何か。他者とは何か。
苦しみの原因は何か。
空とは何か。因果とは何か。
どうしたら人は幸せに生きられるのか。
 
お釈迦さまは、宗教ではなく、
ただ人の幸せを説いていたのだろうなと思います。

私も、これからは自分なりの言葉で
人が幸せに生きていくための知恵を
伝えていきたいと思っています。
 
桃尚(トウショウ)と法名をいただきましたが、
会った時にはこれまで通り、
MOMOと呼んでいただければと思います。
 
今後ともよろしくお願いしますニコニコ