こんばんは。

50代の女性の生き方を発信している
山口朋子です
 
今日は、2週間に一度オンラインで学んでいる
勉強会の日。

海外や全国各地から参加の仲間と
ある学びを続け、今年で3年目に入ったところ。

そこからの学びを、
これからブログに書いていこうと思います。

 
あなたが物事を決めるときの
"よりどころ"にしているものは何ですか?


私は、こう問われて言葉に詰まりました。

子どもの頃は、親や先生に言われたこと
だったでしょう。

大きくなってからは、周りから浮かないように
人に合わせることも多かった気がします。

たとえば、私は2回婚約しています。

1回目の婚約は、(のちに解消していますが)
それほど好きでもない人と
条件で結婚しようとしていました。

両親も周りの友人からも
「玉の輿だね」「幸せだね」と言われて
自分はラッキーだと思っていたのですが、
 
間際になって、ある出来事があり、
「このまま結婚していいのだろうか」と
考え、自分から婚約解消を申し出ました。



20代半ばの私は、その時に初めて
「自分で考えて」結論を出したような気がします。

結婚準備のため、新卒で入った会社は
退職していたため、再度就職活動をし、
初めての業種、建築関係に進みました。

小さい時から建築が好きだったので
新しいことを学び、それを仕事にしたい
と思ったからです。

そこから8年、建築業界にいて、
出産を機に家庭に入りました。

その後、産後うつを経験して
再度「自分とは何だろう。
自分は何がしたいんだろう」と考えて、
起業をすることになります。

起業して20年以上が経ちます。

そんな中、今日の勉強会で聞いた言葉。
 
ブッダが亡くなる時に、弟子に伝えた

"自灯明・法灯明"
(じとうみょう ほうとうみょう)
という言葉。

自灯明の意味は、大雑把にいうと
「自らをよりどころとし、
自分で考える人間になりなさい」
ということ。


 
法灯明の意味は、
「真理を頼りにしなさい」
 
真理とは、普遍的に正しいことを指します。

ブッダは、「自分」と「真理」
この2つをよりどころにして生きろと
弟子たちに伝えて亡くなったのです。


現代に生きる私たちは、
「自分」と「真理」を
よりどころにして生きているでしょうか。


今は、情報化社会です。

何かわからないことがあったら
スマホで調べればすぐに答えが見つかります。

だから、私たちは考えることをしなくなりました。

誰かが「これは良いよ」と言えば
その言葉を鵜呑みにし、

誰かが「それは良くない」と言えば
その言葉を鵜呑みにしてはいないでしょうか。

誰かの考えに便乗し、
それがさも最初から自分の考えのように
思い込んではいないでしょうか。


"自灯明・法灯明"
(じとうみょう ほうとうみょう)



なんでもインスタントに手に入る世の中ですが、
それに踊らされず、今年はこの言葉を胸に
自らをよりどころとし、
自分で考える人間でありたい
と思います。