50代の女性の生き方を発信している
山口朋子です
私は今でこそ4冊の本を出版していますが、
もちろん、１冊も出版していない時もありました
その時の私は、
「出版なんてすごい人がするもの。
私なんてまだまだ！」
と思っていたのです。
11年前のことです。
所属していたコミュニティ「ウェブ心理塾」で
年に1回出版コンペが行われるようになり、
一緒に学んでいた仲間が出版するようになりました。
年に1回、出版社の編集者の前で
自分の出版企画をプレゼンする機会をいただけるのです。
そこに私もエントリーしてみました。
私の2冊目の本は、こちらでのご縁で
実現したものです。
そのウェブ心理塾で、今年も
出版コンペが7月に行われます。
そのため、３か月連続で、
出版関連のセミナーが開催されるのですが、
毎年行われるセミナーですが、
講師も毎回変わり、話す内容も変わります。
今年は、この本が大ベストセラーになった
大平信孝さんがお話しされました。
この本は、今や20万部を超えるスゴイ本。
でも、実はラッキーで売れたわけでは
なかったのです。
この本は、大平さんにとって10冊目の本でした。
担当編集者さんと何度も対話して、
「10万部を超える！」と決めて
企画を練り上げてつくられたのです。
毎月、編集者さんと企画会議（という名の飲み会）で
どうしたら、みんなの悩みを解決できるか、
どうしたら分かりやすく伝わるか、
どうしたら手に取ってもらえる本になるか。
対話に対話を重ねて、
キャラクターに「ナマケモノ」を採用し。
表紙にもナマケモノのイラストを入れて、
読者の気持ち「めんどくさい・・・」を代弁させる、
など編集者さんとの二人三脚で
この本が生まれ、20万部超えのヒットになったそうです。
その大平さんも、初めての出版は、
なかなか企画が通らなかった時期もあったとか。
それでも「いつかベストセラーを書く」
と決めて諦めなかったことが、
この大ヒットにつながったというお話が感動でした。
大平さんの講演が素晴らしかったので
いつも後ろの方でそっと見ている私も、
珍しく手を上げて質問などもしてしまいました。
そして、ウェブ心理塾の主宰者の樺沢紫苑先生。
樺沢先生は、私のメンターの一人でもありますが、
17年前から少しもブレないところが大好きです。
言ったことを誰よりも粛々と続ける人。
4万部以上のベストセラーは12冊もあり、
「アウトプット大全」シリーズは92万部！
今や出す本、出す本がヒットする樺沢先生ですが、
出版は、著者の視座だけでは実現しないと言います。
読者の視座、編集者の視座も理解しないと
出版は難しいし、ましてやベストセラーにするのは
いろいろな視座が必要です。
たとえば同じアドラー心理学をテーマにした本でも、
テーマが変われば、違う本になります。
ウェブ心理塾には、出版したい塾生が
大勢いますが、出版を目的にしてはダメ！と
おっしゃる樺沢先生。
「10万部のベストセラーを出す！」と
思わないと本を出すことは難しいのです。
出版前にブログを100記事書いて
コンテンツ力を磨くこと。
AI時代は、知識・情報はどれも似たり寄ったり。
必要なのは、著者の個性や人間力。
もちろん著者自身が拡散力を持つことは
とても大事なので、SNSでのファンを増やす。
そうやって出版前に準備をすることが大切なのですね。
もうひとりの講師は、城村典子さん。
私の２冊目の本でお世話になっている方です。
城村さんのお話は、いつも情熱がいっぱいで
本に対する愛、著者に対する愛が
あふれています。
今回も、「著者の仕事は、思想を人の役に立つ
企画にして、人に伝えること」すなわち
「上位概念をつくること」とおっしゃいました。
出版企画書は、戦略書であり、事業計画書である。
自分が世界を作っていくという意識が必要。
とても心が引き締まるお話でした。
セミナー後は、仲間たちと懇親会へ。
志を同じくする人たちと飲むお酒は
美味しいですね。（あまり飲めないけど）
感謝と感動にあふれる夜でした。
私も5冊目の本に向けて
そろそろ動き出そうと思います。
いつも変わらず背中を見せ続けてくれるメンターが
いることがありがたい！！
今回の出版スタートアップセミナーは、
三人の講師のお話が素晴らしすぎて「神回」に
なりましたが、アーカイブ（録画）で
見ることもできます。
月額5500円でウェブ心理塾に入れば
来月の八木仁平さんのセミナーも受けられます。
ウェブ心理塾については、
こちらのページをご覧くださいね。
https://e-ve.event-form.jp/event/50987/2304N
次回のセミナーは5/20（土）です。
私も会場参加します。
私が4冊の本を出版できたのは、
間違いなくこのコミュニティのおかげです。
次は、あなた、かも？！
