こんにちは!

アラフォーからのライフスタイルを
提案する 山口朋子です
 

ネット大好きっ子のMOMOですが
(基本アウトドア派ではなく、
涼しい部屋で読書やネットサーフィンが好き♪)

実は、ライブも大好きなんですよ。
お芝居、ミュージカル、そして音楽のライブも
大好物です。
 

これ、どうしてだと思います?

推しがいるんだろうって?

普通はそう思いますよね。
でも、特に推しはいないのです。

推しどころか、知らない人のライブやお芝居に
よく出かけるのですよ。

それは、そこで
「知らなかった感動に会えるかもしれない」
からです。

期待がないからこそ、そこで出会う感動
何か特別なギフトになるのです。
 


今から28年前、私は知人に誘われて
渋谷の小さなライブハウスに行きました。

そこでは、一人の大学生の男の子が、
自作の曲をアコースティックギターで
歌っていました。


 

歌がうまいかと言われたら、

(私は好きですが)
一般的にいったらうまくないと思います。

 

でも、歌詞の世界観や、

一生懸命歌うエネルギー
惹きつけられました。

 

ステージ上で見かけた大学生に、
当時、派遣会社OLのMOMOは、
何かを感じました。

その3年後、その大学生は
出版社に入社しました。

そして、彼は、いま私のなんです(笑)

彼にも言ったことはないと思いますがびっくり
私は、人の使う「言葉」に敏感で、
当時、彼が歌う歌詞(全曲オリジナルでした)に
惹かれたのだと思います。

私は使わないような単語が
歌詞の中に散りばめられていて、
彼の頭の中の世界はどうなっているんだろうと
思ったのが、興味を持ったきっかけでした。

 

 

音楽SNSのクラブハウスで、

ある夜に、お風呂に入っている時に
「真夜中にひっそり。」
というルームを見つけて、聞いたことがありました。

一人の女性シンガーNamicoさんという方が、
小さな声で歌っていました。

いくつか海外や日本の有名な曲のカバーを
歌って、最後にオリジナル曲を歌いました。

それが、「ありがとう。」という曲で、
お風呂の中で、それを聞いていたら
涙が出てきました。

彼女の繊細で温かな声、
歌詞の中の世界に想像を馳せていました。

でも、彼女のクラブハウスは、
その後聞いていなかったのです。

(つまりたまたま1回聞いただけ)

数ヶ月後に、facebookで、友人が
彼女のライブがあると書いている投稿を見つけ、

 

「ライブやるんだ!」と知り、
その場で、申し込みました。

彼女の曲の中で知っているのは1曲だけだし、
あとは何も知らない状態で目黒のライブハウスへ。



私が唯一知っている「ありがとう。」は
歌いませんでしたが、
素晴らしいライブでした。

ピアノの小島良喜さんの楽しそうに弾くピアノ。

70歳を超えても素敵な八木のぶおさんの吹くハーモニカの音色。

そして、Namicoさんは深夜にひっそり歌っていた
あのクラハの100倍くらいのパワフルさ
場の空気を感動で包んでいました。

その一瞬だけの素晴らしい時間。

それをライブハウスにいた数十人で共有する。

大人の秘密を共有しているような親密さで。
そう、共犯者のような気分で。

メロディが、言葉が、心にささってきて
初めて会う人なのに、
懐かしさで、心がいっぱいになる。

ライブがはねた後、入り口で
Namicoさんと写真を撮ってもらいました。


(NamicoさんのピアスとMOMOのチョーカーが
シンクロ♪)

その日から、ちょくちょくクラブハウスでも
Namicoさんのルームに遊びに行き、
リクエストもするようになりました。

(Namicoさんは、毎晩23:30からクラハで
歌っているのです)

Namicoさんの「ありがとう。」は
こちらのAudeeでも聴けますよ。
私もいつも聴いています♪

こんなふうに偶然の出会いから、
ライブでその人のエネルギーを浴びて、
大好きになる、っていうことはあると思うんです。


そんな偶然の出会いが、
昨夜もあったので、次の記事では
素晴らしい劇団のことを書かせてください。