こんにちは!

アラフォーからのライフスタイルを
提案する 山口朋子です
 

今日は、「かせぎ力アップ・レッスン」その43です。
 

 


女性が、自立し、
この時代を生き抜くための力「かせぎ力」
アップさせる方法を連載しています。

 

かせぐのは、経済力だけでなく、

信頼良い人間関係など、トータルな人間力です。
 

 

 
いやー昨日の北原孝彦さんの日帰り合宿
熱かったです。



朝から大量のインプットとアウトプット、
もう頭から湯気が出まくりです。



10時間ノンストップで喋る北原さん、
異星人にしか見えません(笑)

それとも人間型ロボットなのか??爆  笑


さて、昨日の合宿の中でも、
かせぎ力アップに必要な気づきがたくさんありました。

今日は、その中から、
「話すは技術、聞くは器」について。

非常に大切なことですが、
実は、ここはMOMOの苦手なところでもあります。

自戒をこめて書いていますし、
あなたと一緒に成長したくて
アウトプットしますので、
お付き合いくださいねウインク



まず、話すことは、練習したり、
知識があれば上達します。

話し方スクールなんかもありますし、
スピーチの本などもたくさんあります。

私も話すためのトレーニングは
複数の先生から学び、
人前で話す時の話し方については
後天的に身につけました。

しかし!

聞くことって、なかなか習えません。

人の話を聞くときに、
その人の人間性が出る
のです。

相手が話している時に、
ちゃんとその話を聞けているか、
そこに人間の器の大きさが出るのですね。

頭の回転が早い人ほど、
相手が話している話題の先が読めたり、
途中で口をはさんだり、
質問したりしてしまいがちです。

話を聞いているそばから
「自分は何を話そうか」なんて
考えてしまう人もいます。

でも、これは注意しなくてはいけません。

「あ、それってこういうことだよね?」とか
「そこ知ってる!私も行ったよー。楽しいよね」とか
サービス精神のつもりで合いの手を入れても
相手はまだ話し終わっていないのです。

「まだその先があるのに・・・」とか
「なんだ、知ってる話じゃつまらないな」
というふうに、
自分の話をちゃんと聞いてもらった満足感
持てなくなるのですね。

人はだれでも、自分の話を
ちゃんと聞いてほしいもの


誰だって、自分の存在を人に認められたいし、
自分のことを理解されたい
のです。

確かに、相手の話が長かったり、
わかりにくかったりしたら、
話を聞くのも忍耐が要ります。

それでもちゃんと話を聞くことが、
相手に「あなたに関心があるよ」
「ちゃんとあなたの話を聞いているよ」
という意思表示になるのですね。


人間の器が大きくないと、
人の話がちゃんと聞けないのです。

『7つの習慣』でも、第5の習慣は、
「まず理解に徹し、そして理解される」
というものです。

著者のスティーブン・コヴィー博士は、
生前、どの習慣がいちばん難しいかを聞かれて、
この第5の習慣だと答えています。

 

私たちは、コミュニケーションにおいて
診察もせずに処方箋を出すようなこと

ついついてやってしまうと。

本当は、誰かとうまくコミュニケーションを取り、
仲良くしたいなら、
まずその人を理解しないといけないのです。

それは、テクニックだけでは絶対にできないのです。

あなたがテクニックを使っていると感じたら、
相手はあなたの二面性、操ろうとする気持ちを
かぎとるでしょう。

相手に自分をわかってもらえるかどうかは、
自分の日頃の行い次第なのです。

あなたの聞き方、あり方が見られるのですね。

つまり、信頼口座に残高があるかどうかということ。

信頼口座への預け入れは、
人の話をちゃんと聞き、
相手を理解しようと努めることでもできます。

 

つまり、相手の話をちゃんと聞かないのは、

信頼口座から引き出しをするということ。

でも、話をちゃんと聞く、
共感を持って聞く、傾聴は実はとても難しい。

相手の身になって考える視座がないと
自分の目線で話し始めたり、
勝手に話を曲解してしまったりしがちです。

人間が持つ承認欲求は、

話を聞いてもらうことでも満たされます。

 

双方が承認欲求をもつため、
相手の話が聞けず、話したい、
聞いてもらいたい、となるところを
「まず相手を理解しよう」という余裕をもつこと。
それが、人としての器なのです。

あー、ここまで書いていて
耳が痛すぎますガーン

私の仕事は、講師であり、コンサルタントです。

コンサルティングでは、人の話を聞き、
その解決策を提示していきますが、
多くの方の話を聞いているため、
途中で解決策が浮かんでしまうのですね。

相手がしっかり話し終えて満足してから
こちらが口を開くべきなのは、
頭ではわかっています。

でも、興奮してくると、
話の途中で遮ってしまうこともよくあります。

ああ、反省

もっと器を大きくしなければ。

私とよく話す皆さま、
もし私が話を遮って喋り出した時は、

「器!」と叱ってやってくださいね滝汗


「話すは技術、聞くは器」
この言葉を、私も胸に刻みます。