アラフォーからのライフスタイルを
提案する 山口朋子です
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今日は、「かせぎ力アップ・レッスン」その38です。
女性が、自立し、
この時代を生き抜くための力「かせぎ力」を
アップさせる方法を連載しています。
かせぐのは、経済力だけでなく、
信頼や良い人間関係など、トータルな人間力です。
先日、彩塾(私の運営する起業塾)で
フルタイムの会社員の女性Sさんとのやりとりです。
(個人が特定されないように設定を少し変えています)
その女性は、男性が多い職場の中間管理職。
小さな子どもがいるワーキングマザーです。
その日は、20時からZoomで、塾の
グループコンサルがあり、
参加することになっていました。
が、結局彼女は現れず、
後日、こんな書き込みが。
Sさん
「20時に間に合うように仕事は終えたのですが
まだ部下の仕事が終わっていなくて
自分だけ帰るわけにもいかず、
待っていたら22時になってしまいました。
ドタキャンですみませんでした」
その立場の辛さをねぎらった上で
彼女にこう伝えました。
MOMO
「お仕事遅くまでお疲れ様です。
自分の業務だけでなく、コントロールできない
部下の仕事を見るところまでが仕事の
中間管理職の葛藤、分かります。
確かに中管理職という立ち位置が、
Sさんを動きにくくさせているかもしれませんね。
早く部長になって、社内のその変な暗黙ルールを
刷新する立場になりたいところですね(笑)
でも、Sさんの書き込みを見て、
私はSさんの後輩が気の毒に感じました。
自分が上の役職になっても、
小さな子供がいて、自分の業務が終わっていて、
さらにプライベートな用事もあるのに
「帰れない」職場に
希望が持てるでしょうか?
自分の上の人の今していることは、
将来の自分の姿です。
そこには希望があまり感じないのではないかな。
Sさんが勇気を出して、
周りが残業していても帰れる社内の空気に変えたら
後輩達も「自分達で変えられるんだ」
と思うと思います。
簡単なことではないでしょうし、反発する人も
出てくると思いますが、
後輩達のためにその変な伝統を
Sさんのところで断ち切れたら、
後輩達も未来に希望が持てるようになるかもしれません。
上がそうしてきているから、自分もそうする、
と右へならえしているのは、
頭も使わないし、抵抗も少なく
楽ですけど、自分のことも下の人達をも
ゆるやかに殺していることになると思います。
Sさんは、彩塾で起業・副業を
学んでいるわけですが、
会社では問題ない行動が、
起業という、自分で考えて動く働き方では
通用しないこともあります。
みんなと同じようにしていればいい、
叱られないように最低限のことをしていればいい、
という考えでは、集客はできないし、
できたとしてもお客様の満足度は低いです。
起業家のようなマインドに変わることで、
本業の仕事でもうまくいくようになります。
それは、自分で考えて、自分を幸せにする働き方が
できるようになるから。
それを彩塾で身につけて欲しいなと思います」
それを読んで、彼女は
ハッとしたそうです。
Sさん
「入社した頃は、社内のそんな雰囲気を変えたいと
ずっと思っていて
後輩の為にも私が部長になって、
女性が活躍できる職場にする!
なんて考えていた事を忘れていました。
家庭と仕事の両立に悩み、
毎日の忙しさに追われ、
言われた事を言われた範囲内でやるという
楽な働き方に流れていました。
そんな思考では、副業や起業も
成功するはずはないですよね。
起業家のようなマインドで
会社の仕事にも取り組んでみます」
するのも幸せな生き方だと思っています。
副業で自分を試してみて
うまくいきそうな手応えを感じてから
起業家マインドも身につけられたら、
会社の仕事もうまくいき、
Sさんは、まだお子さんも小さいので、
いま副業がうまくいって
ようになりました。
留学も4回させています。
私は、学校を卒業して、10年ほど
会社員をして、専業主婦を経て
起業していますが、
そんな仕事ができたら幸せかもしれませんね。