アラフォーからのライフスタイルを
提案する 山口朋子です
週末はプライベート記事をお届けします。
去年行った出版合宿から、
1冊の本が出版されました!
『退職後の不安を取り除く 定年1年目の教科書』
高橋伸典 著
著者の高橋伸典さんは、もともと彩塾で起業を
学んでいた生徒さんなんです。
当時は、シングルファーザーとして、
料理なども得意としている高橋さんに
簡単料理のセミナーなどを
してもらったことがあります
高橋さんは、57歳で早期退職し、
再就職するも、多くのつまずきがあり、
第二の人生のスタートで苦労を経験されます。
試行錯誤の末に見つけた働き方を
50代後半〜60代の役に立ちたいということで
本書を執筆されました。
実際に読んでみて感じたことは、
これは定年前後の方だけでなく、
ビジネスパーソンはみんな読んだ方がいい!
ということ。
本書では、「シニア」を55歳以上と定義
していますが、誰もがシニアになるのです。
まだまだ人生は続くわけで、
人生の後半、どんな働き方があるのか
イメージしておくことは大事ですよね。
高橋さんは、早期退職を決め、
会社を辞めた日はなんともいえない
解放感に包まれたと言います。
が、まだ57歳。
第二の人生のために、資格取得などを
考え始めます。
資格は取れましたが、それだけで
食べていけるほど世の中甘くありません。
次に高橋さんは、得意な料理での起業も
考えますが、住宅ローンや子どもの学費を
まかなえるほどの収入にはなりませんでした。
退職して半年経ち、焦りも出てきます。
そして、畑違いの保育園での再就職。
ところが、年下の女性上司の下で
屈辱を味わう日々。
それがきっかけで、保育士の資格もとろうと決意。
こちらも無事に合格。
仕事も順調になってきて、
将来に向けた副業を考え始めます。
将来カフェを開きたいから、と
パン屋さんで早朝アルバイトを始めるのです。
そんな中、63歳になり、年金がもらえるように。
しかし、仕事をしている中で年金をもらうと
減額されることがわかって愕然とします。
厚生年金からはずれれば減額はなし。
ならば、独立しようか!
今の仕事はそのままに、雇用関係ではなく、
嘱託社員(契約社員)に変更し、
個人事業主として活動をすることを思い付きます。
そうすれば年金の減額もなし!
このあたりの実体験は、多くの方の
役に立つ情報だと思います。
会社初の業務委託契約者になって
リスクなく独立を果たした高橋さん。
時間の自由も獲得し、他の仕事もできます。
これは実は定年後の理想の働き方
なのかもしれません。
お金も時間の自由も安定も手に入れられます。
余裕ができた高橋さんは、
定年後の働き方セミナーなども始めました。
生涯現役で働くためには、
専門性を高め、活かしていくことが
必要だと気づいたのです。
定年後の自分の生き方と
最終的に目指すものは何か?
ここを明確にするのが大切と
高橋さんは言っています。
これは40代でも50代前半でも
やっておくと良いと思います。
現役時代から人間関係のつながりを
作っておくこと。
結局は、人とのつながりが大切。
そして、いつまでも学ぶ姿勢も大切。
現役時代から副業をはじめて
自分の可能性にチャレンジしてみるのもお勧め。
定年後は、仕事だけでなく
趣味や遊びのネットワークづくりも大切です。
若い人とも積極的に関わること。
シニアの経験と若者の持つIT力を
補い合えれば最強ですね
あなたも今からできることがたくさんあります。
ぜひ未来の自分をイメージして
この本を読んでみてくださいね!