こんにちは!

アラフォーからのライフスタイルを
提案する 山口朋子です

週末は、「かせぎ力アップ・レッスン」の連載を
お休みにして、プライベート記事をお届けしますニコニコ

先日、娘と劇団四季ミュージカル「バケモノの子」
を見てきました。

場所は、浜松町から徒歩6分くらいの
JR東日本 四季劇場「秋」

こちらは2020年に建物自体がリニューアルされ、
複合ビルの中にシアターが入る形になりました。



飲食店なども複数入っているかっこいいビルです。

その2階に四季劇場「秋」があります。

開演まで時間があったので、すぐ隣のビルの
和カフェ「tsumugi」さんでお茶をしました。



18:00開演なので、17:30くらいに会場に入ります。



チケットは、今はQRコード入場のため、
スマホをかざすか、紙チケットのQRコードをかざして
スムーズに入場できます。



会場はほぼ満席です。
(開演前のこの時間だけ場内撮影OKでした。
開演後はもちろん撮影NGです)

タイトルが、会場内のスクリーンに
プロジェクションマッピングされています。

「バケモノの子」は最後に、大きな白鯨が
出てくるシーンがあるのですが、
ここでもプロジェクションマッピングが大活躍します。

「バケモノの子」は、細田守監督の映画作品です。
 
今回のミュージカルは、それをベースに
劇団四季がオリジナルのミュージカルにしたもので、
原作にはない音楽シーンがたくさん盛り込まれています。

原作では、蓮(主人公の男の子。バケモノの世界では九太)
の母親が死んだ後からスタートしますが、
ミュージカルでは、死んだ母親が常に蓮を見守り、
歌声でメッセージを届けたりします。

蓮をバケモノの世界で育てる熊徹(くまてつ)も、
原作では粗暴で不器用な荒くれ者ですが、
(ミュージカルでもそうなんですが)
素晴らしい曲にのせて歌い上げるシーンがあり、
スケールの大きさが映画とは全然違います。
 


熊徹・蓮/九太はダブルキャストですが、
この日の熊徹は、伊藤潤一郎さん。
蓮/九太は、立崇なおとさん。

 

 

どちらも歌がうまい!
曲もめちゃくちゃ盛り上がる名曲が多いので、
別キャストの日も見てみたいです。

4人それぞれの良いとこどりの練習風景動画。

 


さて、観劇の感想です。

人間界以外に、バケモノの世界があるという設定。
バケモノの世界は、食べて、鍛えて、戦って、
シンプルな生活を送り、
人間関係(バケモノ関係?)もとてもシンプル。

人を恨んだり、憎んだり、疑ったりという
ネガティブな感情がありません。

一方、人間界のシーンでは、誰もが忙しそうに
スマホや電話に振り回され、
思っていること、心と言葉も一致していません

 

誰かといても孤独感を感じ、
自分が何者かアイデンティティを失うことも多いです。

バケモノの世界で、唯一人間の九太と
一郎彦だけが、「心の闇」を持っています。

父親が熊徹との戦いに負けたことで、
熊徹に恨みを抱いた一郎彦は、
心の闇の力で、父親の剣で熊徹を刺してしまいます。

熊徹は、蓮にとって父親のような存在で、
師匠でもあり、育ての親でもあります。

蓮は、一郎彦の暴走を、自分の心の闇に
取り込むことで止めようとする。


その蓮を、さらに熊徹が、自分の命と引き換えに
剣に転生して助けるのです。

 

(書いていてもちょっとわかりにくいと思いますが
原作もそういうストーリーなのです)

そこで心を打つのが、誰もが
自分の大切な人を助けようとして
行動しているということ。

一郎彦は父親に勝負に勝ってほしかった、
蓮は、一郎彦の心の闇に気づいて止めたかった、
熊徹は、死ぬ覚悟の蓮を助けたかった、、、


それぞれがそれぞれのやり方で
正義を貫こうとするのです。

 

映画では泣くようなシーンはなかったのですが、
ミュージカルでは、音楽に情感が込められ、
歌詞に気持ちが乗るため、よりエモさが増します。

熊徹が剣に転生して、真っ赤な燃える剣に
なった時の曲では、号泣が止まりませんでした。

粗暴でぶっきらぼうな熊徹の精一杯の父性
そこで見たのです。

また、蓮は母親は亡くしていますが、
父親は生き別れています。

生きている父親とは会えないし、心の交流もないのに
亡くなった母親はいつもそばで見守っている。

生きていること、死んでいること、
どちらが距離が近いのか?

心の距離でいったら、肉体を持っていない
魂の方が距離が近いのです。

だから、熊徹が転生して命を失っても、
蓮の心の中で一生生き続けることが分かっているので
寂しくないのですね。

それを考えると、生きていることって?
肉体や知性を持つことって?
バケモノと人間の違いって?

いろいろ考えさせられました。

最後の方の盛り上がるシーンでは
蓮と熊徹の歌に、会場のすすり泣きが
たくさん聴こえていました。

私は、目で見た情報よりも
耳で入った情報の方が入りやすいようで
だから、ミュージカルが好きなんだなと
改めて思いました。

今までに100本くらいの劇団四季ミュージカルを
見てきましたが、最後のカーテンコールで
1階席のほぼ全員がスタンディングオベーションを
しているのを見たのは初めてです。

まだ公開間もないので、熱心な四季ファンが多いの
だとは思いますが、それでもいつもは
前の方の人しか立たないのが、後ろの方まで
立っている様子は圧巻でした。

泣けるミュージカルを見たい方には
おすすめの作品です!

劇団四季ミュージカル「バケモノの子」

 

 


 

 

 

 


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