こんにちは!

アラフォーからのライフスタイルを
提案する 山口朋子です

あなたは何のために働いていますか?

そりゃあお金をもらって
生活するためだよ!
と言いますか?

では、お金がもらえないなら
今の仕事はやらないですか?
 
そんな風に問われたら
多くの人は答えに困りますよね。

 

この本では、

中流以下の人間はお金のために働く。
金持ちは自分のためにお金を働かせる


と書かれています。

学校は、お金のために働く方法を学ぶところです。

一生懸命勉強して、良い成績をとって
大会社で安定した仕事を見つけて
働くための方法を教えてくれます。

私たちは、ずっとそれがお金持ちになる方法だと
思って来てはいないでしょうか?

立派な資格を取れば・・・
会社で成果をあげて昇進すれば・・・
もっと給料が上がり・・・
いつかお金持ちになるはずだと。



お金のことになると、たいていの人が
安全そうなことだけやって
安心していたいと思います。


それは恐怖に支配されているから。

月末に請求書の支払いができなかったらどうしよう。
クビになるんじゃないか。
お金が足りなくなるんじゃないか。
やり直したら失敗するんじゃないか。

そんな恐怖が、
お金のために働く道を選ばせてしまうのです。

たいていの人がお金の奴隷になっていて、
お金を自分のために働かせる方法を
学ぼうとしません。

給料をもらって、欲しいものを買う。
お金があればもっとあれもこれも買える、
とますます仕事をがんばり、
また給料をもらって、欲しいものを買う。

人は欲望を満たすために働く・・・。

そのくりかえし。
これは、「ラットレース」なのです。

 



ラットレースを抜け出すには
どうしたらいいのでしょうか?

まず第一のステップは、

本当のことを言うことだと
金持ち父さんは言います。

自分がどう感じているか、
自分の本当の気持ちを言うこと。

自分のためになるように
心と感情を使うことを知ること。

仕事をしないとお金がなくなるという恐怖、

お金を持てば持ったで、失う恐怖、
そんな恐怖にかられて仕事をしているうちは
お金持ちになることはできない、と
金持ち父さんは言うのです。

そうではなく、お金の持っている力について
学ぶのが大切。

恐怖と欲望という2つの感情によって
しかけられた罠を見分け、
避けるチャンスをつかむこと。

恐怖と欲望をコントロールする方法を学ぶこと。

恐怖と欲望を大きくするのは、「無知」。

人間の一生はは「無知」と「啓蒙」の間の
絶え間ない戦いなのです。

人間が自分を知るための情報や知識を
求めなくなると、すぐに無知が
忍び寄って来ます。

無知と啓蒙の戦いは、
その瞬間ごとに要求される
決断によって勝負が決まります。

恐怖をしっかり見つめ、欲望、
人間の弱点、強欲さに立ち向かうことこそ、
そこから抜け出すための道なのです。

 


感情に反応するんじゃなくて、
自分で自分の考えを選ぶこと

 

考えるというのは、ときには

自分自身に問いかけるための時間をとること。

たとえば「もっと一生懸命働くことが
この問題を解決するのに
一番いい方法なのだろうか?

といった質問を自分にしてみるのです。

 

 

金持ちは、お金が単なる幻想にすぎない
ということを知っています。


本の中で、主人公の男の子は、
1時間10セントでアルバイトをしますが、
やがてそのバイト代もなくなります。

でも、漫画を読みたかった彼は、
どうしたらお金を使わずに漫画を読めるか考えます


売れ残って返本する漫画を、業者と交渉し、
譲ってもらって、彼は漫画図書館を作り、

入場料10セントをもらうことを思いつくのです。

友達の妹に店番をしてもらい、週に1ドル払い、
漫画図書館から週に9.5ドルの売り上げをあげます。

これが、お金を自分たちのために
働かせる例なのです。

漫画が読みたい、だからアルバイト(労働)をして
漫画を買う、というやり方だけではなかったのです。

頭を使って、違う方法を見つける。

自分が動かなくても、お金が入ってくる
仕組みを考える。

それこそが、お金持ちがしていることなのですね。

 

明日は、『金持ち父さん貧乏父さん』の
第二の教え「お金の流れの読み方を学ぶ」
から一緒に学んでいきましょう!