こんにちは!

かたつむり主婦起業のMOMOです
 
アーユルヴェーダって知っていますか?
 
東洋医学のひとつで、約5000年前から
人々の肉体・精神・魂を癒やしたと言われています。
 
そう、医学なのですが、身体だけでなく、
精神や魂まで癒せるのです。
 
インドやスリランカで有名ですね。
 
私も実はこの秋に、スリランカの
アーユルヴェーダの病院に1ヶ月ほど
行こうと計画を立てていました。
(コロナで渡航不可能になってしまい断念)
 
巷では、いろいろな健康法があふれてますが、
そもそも一人一人の体質環境も違うのに
同じ健康法が一律に効くなんて変ですよね。
 
アーユルヴェーダは、その方の体質に合った
療法を提案してくれるのです。
 
数年前にバリ島のアーユルヴェーダサロンで
体質チェックをしてもらった時、
私は風のエネルギーが強い「ヴァータ体質」
だと診断されました。
 
でも、日本に帰ってきて、何をすればいいのか
わからなかったのです。
 
そんな時、こちらの本に出会いました。
 
 

 

アーユルヴェーダのセラピストをされている

アカリ・リッピーさんの初著書です。

 

アーユルヴェーダって一見わかりにくいのですが、

言葉もわかりやすく、イラストを交えて

書いてくれていて、すーっと頭に入ります。

 

さきほどの体質診断も、「ヴァータ体質」などの

専門用語は使わず、「鳥タイプ」「虎タイプ」

「アザラシタイプ」のように、イメージしやすく

置き換えてくれます。

(「ヴァータ体質」は「鳥タイプ」です)

 

 

この本の中では、健康になるとはどういうことなのか

とても具体的に、考え方と行動を教えてくれます。

 

健康だけでなく、心身ともに幸福なるための方法も

伝えてくれているのです。

 

物事の本質をわかりやすく伝えてくれるので

手元に置いて何度も読み返したい本だと思いました。

 

たとえば、行動でいうと、早起きする、

舌磨きをする(これは私の数年来の習慣です)、

白湯を飲む、ごま油でうがいをする、換気をする、

などの習慣の話もあります。

 

 

ヨガのポーズや入浴の仕方、瞑想の仕方なども

書かれていますが、中でも私が感動したのが、

「心の整え方」。

 

これは私の学ぶチベット仏教に通じるものがありますが

よく考えるとどちらもインドが発祥ですから

考え方の基本にとても共感しました。

 

・本当のことを話す(正直でいる)

 

・人を傷つけない

 

・チャリティーで人生が豊かになる

 

・空間を浄化する

 

・笑うことで免疫をあげる

 

・無財の七施

 

などは、私もいつも心がけていることでした。

 

 

そして、大切な食事のこと。

 

アーユルヴェーダの基本は、身体に毒素をためないこと。

 

健康法に惑わされずに、自分の身体の声をしっかり

聞く事が大切だとアカリさんは言います。

 

自分の身体の声、聞けていますか?

 

私は、聞けていませんでした。

 

忙しさを言い訳に、加工食品やインスタントな食事で

済ませていたり、お惣菜を買ってきて

レンジでチンして食べたりしていました。

 

いま自分の身体が何を求めているかなんて

気にすることもせずに、足りない栄養は、

サプリで補えばいいなんて考えていました。

 

その結果、貧血や副腎疲労に悩まされ、

結果として疲れやすく、いつもイライラすることが

多かったのです。

 

そうなった理由もぜんぶこの本に書かれていました。

 

毒素が身体にたまり、腸壁壁の粘膜にも穴があいて

毒素が血管に入り、全身にまわっていたからなのです。

 

アーユルヴェーダでは、「何を食べるか」より

その人の消化力の方が重要なのです。

 

それを知らずに、頭で考えた「栄養」をせっせと

身体に入れて、それが毒になっていたなんて

おそろしいことをしていたなと思いますガーン

 

アーユルヴェーダでは、「前の食事が消化されきった

タイミング」で食事をするのがいいとされています。

 

そして食べる時も、スマホを見ながらなんてNG!

リラックスして食事に専念することで

副交感神経が優位になって消化もよくなります。

 

急いで食べたり、ひとりの時はスマホを見ながら

食事をしていたりした私は、この本を読んで

かなり反省しました。

 

食事は心にも影響します。

もっと食事の内容、食べる環境にも

気を配ろうと思いましたウインク

 

自然と調和した生活を、私たちは忘れがちです。

でも、我々人間も自然の一部なのですよね。

 

アーユルヴェーダで心と身体を健康にし、

まわりも自分も幸せにする生き方を

この本を読んで実践したいと思います。