かたつむり主婦起業のMOMOです
今日は、今の私の率直な思いを、綴りますね。
この3年、私はいつも疲れやすく、身体の不調に
悩まされていました。
副腎疲労、貧血（それによる子宮全摘手術）、
拘縮肩（それによるサイレントマニュピュレーション手術）など。
ちゃんといったん休まなければ、
次のステージに行けない、
と強く思うようになりました。
身体だけでなく、実は大きな変化は、
私自身の価値観の変化にありました。
30代、40代の頃は、とにかく
「ゴールを達成すること」や
「周りに認められること」
「評価されること」
「欲しいものを手にいれること」
「収入を増やすこと」
「できるだけたくさんのことをする」
といったことをしていました。
アメリカのウェイン・W・ダイアー博士によると、
人は皆、人生の午前と午後を持っているそうです。
これは心理学者ユングの教えを元にしているもので、
人生の午前では、よりエゴを満たすための活動にフォーカスするそうです。
私の30代、40代は、まさに「人生の午前」でした。
獲得することに喜びを感じていたのです。
“周りの人が自分をどう思っているのか”
がとても重要に感じ、
自分のやっていること、自分の持っている物が自分だと
信じている、それが人生の午前なのです。
人生の午後に入ると、エゴに支配された生き方から、
人生の本来の目的を求めて意識をシフトしていく作業に入るのだそうです。
ダイアー博士は心理学者のカール・ユングの言葉を引用し、
人は皆人生の午後、
「人生の本当の価値について疑問を持ち始める」と説いています。
それは、自分の内側から湧き上がってくる「声」に
耳を済まし、
エゴとは別の、人生の深い目的に向かって動きだす
ことだそうです。
もし、人生の午後に入っているのに
本人が人生の午前のままの価値観で
生き続けていこうとすると、
さまざまな困難が起きるそう。
（私の身体の不調もその現れだと思っています）
これまで自分のエゴを満たしてきたことが
もう心を満たしてくれないのに、
いつまでも以前の価値観のまま生きようとするから
「偽りの自分」を生きることになってしまう。
人生の午前では真実だったことが
午後には真実ではなくなり、
他人と自分を比べる生き方では
自分の心が満たされないことに気がつく。
などなど。。
私が、彩塾の募集を休むと決めたのは、
自分の声を聞いて
「今までと同じことを惰性で続けるのではなく、
本当にやりたかったことをする時がきた」
と感じたからなのです。
私は、いま「人生の午後」に入りかかり、
他人の目や評価よりも、ありのままの自分が
心から喜ぶ生き方をしようと思っています。
自分のソース（源）とつながりたいと思っています。
物は持たなくてもいい。友人も少しでいい。
大きな家も車もいらない。
本当に自分が打ち込めることに没頭する喜びに
ひたるために、いろんなものを断捨離しなくてはいけない、
と感じているのです。
田舎に引っ越したいと何人かの方には言っていますが、
本当に、田舎の小さな家で、犬を飼い、野菜を育て、
本を読む静かな生活への憧れがここ数年消えないのです。
「すぐ飽きるよ」という人もいますし、夫にも
そう言われました（笑）
でも、それでもいいから、私は
やってみたかったことを、全部やりたいのです。
この「人生の午後」に。
なので、秋になったら、インドで１ヶ月
アーユルヴェーダの施術を受けようと思っていますし、
来年はさらに長く海外にも滞在する予定です。
チベット仏教や心理学についても
本格的に学びたいと思っています。
そんな「人生の午後」は、
（何歳になったら、という決まりはないけれど）
誰にもやってくると思うのです。
人によってそれは45歳かもしれないし、
60歳や70歳かもしれない。
その「人生の午後」が来たと感じた時に
どうしたら「ありのままの自分の喜び」
を見つけられるのか？
それが今の私のテーマでもあります。
（旅や学びはそのほんの一部です）
このブログでも、時々、
進行中の私の頭と心の中身を綴りますね。
ここ２年くらいが、私の人生の午後を形づくる
大事な時期だと思っています。
いわば、私は、青虫から蝶になるために
いったん身体をぐちゃぐちゃに溶かしている
サナギのようなものなのです。
だから不恰好だし、恥ずかしい部分もあると思います。
でも、リアルな私の姿を見せることで
これから「人生の午後」を迎える方に
ヒントをあげられるかもしれないと思っています。
「人生の午前」「人生の午後」については、
「ザ・シフト」という本でも書かれています。
機会があればご覧くださいね。
