かたつむり主婦起業のMOMOです
もうね、主婦の方がこの本を読んだら
共感の嵐間違いなし！
著者の清美さんが、自分の代わりに、代弁だけでなく、
自分がしたかったことを代行してくれて、
すっきりすることこの上ないです。
清美さんは、片道１時間の遠距離通勤をしながら
ご主人・成人したお嬢さん２人と一緒に暮らす
ワーキングマザーでした。
「でした」というのは、今は清美さんは、
家を出て、平日は職住接近で、一人暮らしの
アパートに住んでいるからです。
仕事が終わって、疲れて帰って来て
食事のしたくをしようにも、ダイニングテーブルが
散らかっていたり、片付いていない部屋に
いつもストレスを感じていました。
「どうしていつも私ばかりが我慢しているんだろう？」
ご主人もお嬢さんたちも、自分の机を持っているのに
私には、自分の机はない。
ブログを書くのにダイニングテーブルを使いたくても
いつも家族のもので占領されている始末。
そして、とうとう、清美さんはアパートを借りるのです。
念願のロフト付きのワンルームを！
通勤時間と家事の時間が大幅に減り、
彼女は、久しぶりに自分の「時間」を取り戻します。
ブログを書いたり、
趣味のマラソンの練習をしたり、
将来、英語を教えるための勉強をしたり。
たまには仕事帰りにカフェに寄って
お茶しながら、読書を楽しんだりもします。
清美さんは、ご主人やお嬢さんと仲が悪いわけではなく、
週末は家族との時間を今まで通り過ごしていて、
月曜日から木曜日までは、自分のアパートで過ごす、
という「平日は主婦をやめた」女性なのです！
これってかっこよくないですか？！
私もそうでしたが、
女性は結婚したら「誰かの奥さん」、
子どもを産んだら「誰かのお母さん」と呼ばれ、
役割が増えていくのですよね。
お母さんだから、家事をする、
お母さんだから、家族を優先する、
お母さんだから、我慢をする、
それを家族が当たり前だと思っているのですよね。
お母さんだって、夢はあるし、
自分の成長のためにしたいことはあるし、
自分の時間が欲しいのです。
でも、そんなこと諦めているママが
ほとんどではないでしょうか。
いつか子どもが大きくなったら、と
その日を夢見ていても、清美さんの場合、
一度、夫婦ふたりっきりの生活になったと思いきや、
３人のお子さんのうち２人が家に戻ってきたそうです。
そりゃあ、実家に戻れば、住居費はかからないし、
ご飯の支度や家事も母親がやってくれて楽ですからね。
うちも今は、娘が大学の寮暮らしなのでラクですが、
もし実家に戻ってきたら、この自由はなくなるのか、と
他人ごとではありませんでした（笑）
この本では、清美さんがワンオペ育児で
３人のお子さんを育てながら、アメリカの大学院に
留学した話や、乳がんを患い、抗がん剤の治療中に
東京マラソンを完走する話など、
ママでも、こんなにチャレンジできるんだ！
と勇気がもらえます。
「〜だから、できない」
という言い訳を、清美さんは一切しないのです。
「自分のしたいことを実現するには、
どうしたらいいんだろう？」
常にそういう思考で生きて来られたのですね。
もしかしたら、自分はカゴの鳥だと思っていても、
そのカゴの扉は、開いているのかもしれません。
自分が「出て行こう」と思ったら
出て行くことはできるのかもしれません。
外の世界は、守られていない世界で、怖さもあるけれど
（清美さんも怖い思いを何度かしたようです）
全て自分でなんとかする、という経験ができて
成長もできるのです。
著者の清美さんは、私の主催する起業塾「彩塾」
の塾生さんでもあります。
還暦を迎え、これからの人生、どうやって生きよう？
と真剣に考えている姿に、いつも私の方が
たくさんの刺激をもらっています。
（右が著者の清美さん）
マラソンで鍛えたスレンダーで引き締まった身体を持つ
清美さんは、シニアモデルになりたいんだそう。
なんでも夢を叶えてきた清美さんだから、
きっとその夢も実現させちゃうんだろうな。
そんな清美さんのお話を直接聞ける講演会があります。
本書『「やめ主婦」はじめました！』を購入すると
なんと無料でご招待いただけますよ。
（会場に行けない方は、動画でも見られます）
講演会には、ブロガーで作家の立花岳志さんや
算命学鑑定士のMasayoさん、
そして私、MOMOもゲストとして登壇します。
講演会のお申し込みなど詳細は、こちらから
https://kaze55.com/archives/16126
実は、去年の12月に、彩塾の公式セミナーで
清美さんに1時間ほどお話いただいたんです。
清美さんの暖かく、穏やかなお人柄の中に
ときおりユーモアが交じり、素敵な講演会でした。
ぜひ、あなたも
「ママだからできない」ではなく、
本当に自分のしたいことをするためには
どうしたらいいのか、を考えてみてください。
この本は、そんなきっかけになる本だと思います。
清美さん、本当に初出版おめでとうございます。
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