さて、私にとって
去年は「多動」の1年でした。
文字通り、海外や日本国内
あちこちに飛び回った年でした。
それは去年に限ったことではなく、
4年ほど前から
ずっとそういう生活でした。
家にいる時間が短く、
常に移動しているか
人と会っているか、
人前で話しているか。
仕事の面でいえば
「とても充実した」日々でした。
でも、物事には、
いろいろな見方があります。
私の身体の細胞から見たら、きっと
「ブラック企業」並みに
ハードな日々だったと思います。
これは忙しさ自慢ではなく、
単に私の自己管理の低さへの
反省で書きますが、
家で1カ月一度もご飯を食べない
(1日1食だけとか
その1食も外食)とか。
朝起きて仕事をして
水も飲まずに
(ご飯も食べずに
トイレも行かずに)
気づいたら
夕方の5時だったとか。
1カ月に10回も
飛行機に乗り、
車や電車での移動で
1日に歩いた距離が
300歩とか。
睡眠時間が3時間の日が
ずっと続き、
常に眠いとか。
1日に飲む水分量が
コップ1杯にも
満たないとか。
15時間連続で
パソコンかスマホを
見続けて
目がしょぼしょぼ、
肩はバリバリに
なっているとか。
今、思い返してみると
身体の細胞たちが
反乱を起こしても
おかしくないほど
めちゃくちゃな
生活を続けていました。
それでも脳では
「楽しくてやりがいのある」
仕事をしているからいいんだ
と思い込んでいました。
そして2年半前に
副腎疲労だと分かり、
半年ほど仕事を休み、
治療に専念しました。
副腎疲労以外にも
貧血から来る疲労感も
ひどく、
医者と相談して
去年は子宮全摘する
決断をし、手術をしました。
仕事を少し減らしたものの
スマホは常に手放さず、
SNSにメッセージが来れば
すぐに画面を見ていました。
常に情報に踊らされ、
自分ではない自分のまま
何年も過ごしていました。
仕事に追われ、
他人からの情報に
常に感情が動かされ、
自分の身体には
少しも関心を向けず、
心も身体も
ボロボロになっていました。
そして、決めたのです。
一度、止まろうと。
ちゃんと止まらないと
次には進めないと。
11年続けてきた彩塾を
一度お休みすることを
決めました。
彩塾は、自分にとって
大切な場所ですが、
1クールが終わっても
すぐに次のクールが始まり、
走りながら常に
次の期のことを
考えてしまう自分が
常にいたのです。
なので、彩塾は
2020年2月末をもって
一度、募集をストップします。
(既存の塾生たちのサポートは続けます)
空いた時間で私がいまやりたいのが
「何もしないこと」。
正確には、
売り上げを上げるためとか
知名度や影響力、認知度を
上げるためとか
効率よく何かをするとか
そういう活動を
やめようと思っています。
その代わりに
今までしてこなかったことを
やってみたいと思っています。
ヨガをするとか
ストレッチをするとか
毎朝瞑想するとか
規則正しい睡眠とか
ちゃんと自分で作った食事を
ゆっくり食べるとか
空気のいいところで
のんびりするとか
夫が許せば、犬も飼いたい。
1日の予定を決めずに
のんびり過ごしたい。
起業して18年経ちますが
そんな風に
過ごした時間がなく
ずっとずっと
走り続けてきたからこそ
一度立ち止まって
これからのことを
ちゃんと考える時間を
作ろうって思っています。
永遠にやめるとか
引退するということではなく
自分がもう十分と
思うまでお休みしようと
思っています。
そして、自分の心と
身体にちゃんと
向き合おうと思っています。
目に見えないものこそ
大切だと感じている今、
目に見えているものよりも
目に見えていないものに
時間とエネルギーを
注ぐ1年にしたいと考えています。
今年もどうぞよろしくお願いします🎍