こんばんは!
かたつむり起業のMOMOです

今更ながらのご紹介ですが、友人の小川泰史
さんが

去年の9月にご出版された
「社会のゴミ」と言われたボクだからわかる『人生を変えるコツ』
を読ませていただきました。

 
売れない営業マンで、「社会のゴミ」とまで言われた小川さん。

雨の日に180キロで車を運転し、
ほぼ自殺未遂の状態で事故を起こすも無傷で生き残り、
借金を抱え、離婚も経験・・・
というダメダメ人生から這い上がってきた軌跡が
赤裸々に綴られています。

 
この本を読んでほしい人がいます。
それは、「自分なんて・・・」といつも思っている人。

 
facebookに自分の顔写真や
今日あった出来事をアップできる、
「意識高い系」
の人々ではなく、

「facebookにアップする出来事なんてないし・・・」
「自分の写真を載せるなんてとんでもない」

とたま~に友人たちのfacebookを見ては、
ブルーな気持ちになる、そんなあなたなら、

きっとこの本にすごく共感できると思います。
 
最初からエリートな人には、
残念な人の気持ちはわかりません。

「意識高い系」の人の文章を読めば読むほど
落ち込むことってあると思います。

 
小川さんと先日、ある方の出版パーティでお会いした時のこと。

100名近い華やかな人々が歓談するパーティ会場で
小川さんは部屋の隅でひとりで立っていました。
 
小川さんも著者ですし、知り合いもたくさんいるはずです。
でも、話しかけると、彼は
「山口さん、ぼく、こういう場が苦手なんですよ」
そして、ひとりでタバコを吸いに行ったりして
居心地悪そうにしていました。

 
そんな小川さんだからこそ書ける

ダメな人、セルフイメージが低い人でも
人生を変えて、成功するためのコツ
が書かれた本です。
 
これは、多くの人に勇気を与えると思います。

たとえば、
営業マンなのに、吃音に悩み、
しゃべりに自信が持てなかった
小川さん。

 
では、彼はどうしたか?

お客様のところに行っても話をせず、
手書きの手紙を置いてきたんです。

来る日も来る日もお手紙を書いているうちに
その手紙がお客様の心を打ち、売れる営業マンになった話。
 
精神障害者の男の子が新車を買いに来た時に、
成績にならない安い中古車を勧め、誠実に対応したことで、
ご両親からたくさんのご紹介をいただいた話。
 
後日談で、その彼が数年後に新車を買って
やがて車に乗れなくなって手放した青いフィットを
小川さんが引き取って乗っているという話は、
じーんときてしまいました。

 
器用ではないし、口もうまくない。
でも、誰かの役に立ち、喜んでもらうことに
フォーカスしていればそれは相手に届く。

それは目立たないかもしれないけど、
自分にしかわからないかもしれないけど、
自分に自信をもたらし、少しずつ内部から自分を変えていく


 
私がこの本で好きなのは、
落ち武者先輩社員に小川さんが言われる言葉。
p.59に出てくるこの言葉です。
 
「感謝にまさる才能はないんだ。しかも誰にでもできる」
 
感謝の達人になれ、という彼の言葉は、
私の脳にもしっかり刻まれました。
(後からわかるのですが、この方は実は落ち武者などではなく、
実は大手建設会社の社長さんでした)
 
このたった1つの言葉をしっかり受け止めて行動するだけでも
人生は変わっていくと思います。

この本の中には、小川さんの話だけでなく、
小川さんのコンサルによって
人生を変えた2人の話が載っています。

いまのままの自分ではいやだ、人生を良くしたい、
と考えている方に

ヒント満載の本だと思います^^

 
小川さんの「人と接する9つの心構え」も素晴らしいです。

「スピードが速いこと
誠実であること
感謝すること
尊重すること
バランスをとること
距離感を測ること
利他であること
ヴィジョンを語ること
人を知ること」


私も心がけたいと思います。