こんにちは。かたつむり起業のMOMOです
年下夫の操縦法その2
のつづきです。
私と夫との日々~インターネットの世界にハマる~
ヤフオクから、ホームページの勉強へとステップアップした私は、
水を得た魚のように、独学でホームページを作り続けました。
まずは、生まれたばかりの子供の育児記録を作ったり、
趣味で始めたビーズのアクセサリーをサイトにアップしたりしました。
ホームページを作り始めて、まもなく「アフィリエイト」というものを知り、
自分のサイトにアフィリエイトバナーを貼ったりしていましたが、
この頃はまだのんびりムードでした。
しかし、ある日、私はヤフオクで衝撃的なものを見つけます。
「情報」をヤフオクで売っている人がいたんです。
在庫も発送の手間もいらない、「情報」が売れるとは!!
これこそが、私の求めていたものだ!
価値のある「情報」を作り出して、売れば、
仕入れや在庫管理や発送の手間もいらないし、これはいいと思いました。
そして、1週間ほどで初めての情報商材を書きあげます。
タイトルは、「得するオークションのコツ」。
自分が、1000人以上の方取引をして得た、
ヤフオクで安く買って、高く売るコツをノウハウにまとめ、
1000円という値段を付けて、ヤフオクで販売したのです。
2001年11月のことでした。娘がまだ10カ月のときです。
この商材は、毎日のように売れました。
私は、メールで商材の書かれたファイルを送り、
どんどん入金の入る通帳を見ながら、手ごたえを感じていました。
この頃、娘はつまかり立ちの頃で、ハイハイでどこにでも行きたがり、
私も育児ノイローゼはおさまったものの、子どもから目は離せず、
散歩に行こうにも、当時住んでいたのが、池袋の近くの国道沿いのマンション。
目の前は排気ガスだらけの国道、すぐ横に首都高が走り、近所には公園もない。
緑が多い、公園のある街に引っ越そう、と埼玉に引っ越しを決めました。
引越し、ヤフオク、情報商材の販売、ホームページ作り、
それに加えて、もうすぐ1歳になる子供の世話。
充実した日々でしたが、ある日、左手首に激痛が走りました。
捻挫かと思って放っておいたのですが、一向に治る気配もなく、
心配になって病院に行きますが、検査をしても原因不明。
痛み止めの薬を飲む日々が続き、
痛みのあまり、子どもをだっこすることもできなくなりました。
病院では、膠原病の疑いがある、おそらく、「リュウマチ」だろう、ということで、
リュウマチの薬を朝晩のみ、毎月血液検査のために病院に通っていました。
左腕が使えないので、いつも夫が子供を抱っこしたり、遊んだりしてくれ、
買い物に行くと荷物を持ってくれるようになりました。
この痛みは、半年以上も続いたのですが、
その痛みが、あるとき消えました。
夫が、会社をやめて、フリーランスになり(2002年5月)、
24時間家にいるようになり、育児や家事を手伝ってくれるようになったことで
私の育児ストレスが軽減され、気づいたら、手首の痛みがなくなっていたのでした。
身体は正直なんだなあと思いましたね。
ストレスの原因が消えると、あっさり痛みも消えたのですから。
子どもは3歳になって、幼稚園に入り、
私は、日中の空き時間、ほとんどパソコンに向かって
何かをするようになりました。
手首の痛み事件以後、夫は、すっかり家事を手伝ってくれるようになり、
むしろ、その一件は、MOMO=家事に向いていない。
家事だけやらされているとストレスを感じて、それが身体に現れる。
というわかりやすいサインとなり、その後の私の起業の後押しにもなったようでした。
(つづく)
【好評連載シリーズ「年下夫の操縦法」】
第1回:年下夫の操縦法その1
第2回:年下夫の操縦法その2
第3回:年下夫の操縦法その3
第4回:年下夫の操縦法その4
第5回:年下夫の操縦法その5
第6回:年下夫の操縦法その6
第7回:年下夫の操縦法その7
第8回:自分の収入を夫に伝えるか?