こんにちは。彩塾のMOMOです。



普段、なるべく本はフォトリーディングするようにしているのですが、


この本は、結局、最初から最後まですべて読んでしまいました。



「死ぬときに後悔すること25」 大津秀一


死ぬときに後悔すること25―1000人の死を見届けた終末期医療の専門家が書いた/大津 秀一


この本は、終末期医療を担当している医師が書いたもので、


人生の最後に、人が後悔することは、


たいてい同じようなものなのだそうです。



つまり、この本に書かれているようなことを、だいたいどの人も後悔しながら、亡くなっていく。


だったら、事前に、どんなことを人は人生の最後に悔いるのかを


あらかじめ知っておき、元気なうちにやっておけば


人々の後悔が減るのではないかというのが、筆者の思いなのです。



私に刺さった「死ぬまでにやっておかないと後悔しそうなこと」は以下の3つ。



1 行きたい場所に旅行しなかったこと


  いろいろなところに旅行に行きたいと思いつつ、


  旅行なんて、いつでもできると思って、なかなか実行していません。


  年を取ったり、病気になってからでは行けない場所もあるはず。


  行きたいところには、どんどん行ってたくさんのものを見て、体験したいです。



2 自分の生きた証を残さなかったこと


  私という人間が生きた証・・・それが具体的に何なのかは


  はっきりわからないけれど、そういう証をぜひ残したいと思います。


  でも、今でもひとつよかったと思うのは、結婚して娘を産んで、


  次世代へとりあえず命のバトンをつなげたことかな。


  若い時は、自分が結婚して子供を育てるなんてぴんとこなかったけど


  育児を通して、いろんなことを学べたので、これは後悔とは逆で、


  やってよかったこと。



3 愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと


  これはきっとつらい。


  だから、どんどん愛する人に「ありがとう」を伝えていきたい。


  言わなくてもわかるだろう、ではなく、大げさなくらいでもいいから


  自分の気持ちはいつも伝えていきたいな。


  育ててくれた両親、いつも見守ってくれている主人、


  私のもとに生まれてきてくれた娘、そしてまわりの多くの人たち。


  感謝の心を忘れず、いつもそれを伝えていきたいなと思いました。