ブログを再開したけれど…
もともと文章ヘタクソの上、しばらく書いてなかったので、云いたい事が
「よーわからん」状態になっておることに気付いた。
ま、いいや!そのうちに何とかなるでしょう。
で、
昨日、
いや零時をこえているから、もう一昨日か。
何気なくテレビを見ていると、「信長のシェフ」と云う番組をやっていた。
(こんなやつです)
まあ、
観るとはなしに観ていると、タイムスリップもので、
平成からシェフが(多分フランス料理の)戦国時代にタイムスリップして、信長の料理頭になり、数数の難題を料理で切り抜けると云うものらしい。
多分といったのは、ドラマの中で主人公?のシェフが、
「いざ、参らん戦国のキュイジーヌ」と云っていたのと、料理の盛り付けが、80年代からフランス料理の主流になっているヌーベル・キュイジーヌのようだったからだ。
タイムスリップものと云えば、幕末医療ドラマ「仁」の大ヒットが記憶にあったので、
それにあやかって今度は「戦国料理ドラマ」で来たかと、苦笑した。
仁が漫画の原作だったので、これももしや?と思い、
ネットで調べてみると、案の定だった。
(これがどうも原作らしい)
しかし、最近のドラマは何でもかんでも漫画の原作をやたら使いますねぇ~
ドラマに限らず、映画もそうだけど…
このドラマもあまりシミジミ観なかったので、よく分からないし、原作の漫画も読んでないから云いようがないが、
タイムスリップしたのが和食の料理人ではなく、
フランス料理のシェフと云うのに少し感心した。
何が感心したかと云うと、
舞台となる戦国時代の料理は、現在から思う日本料理と大幅に違う。
料理と云うのは時代によって味や素材が違うので、現在の日本料理人が行っても、ないないづくしの為に、応用が利かないので、通用しないと思われる。
その点、
このシェフは、単なるフランス料理のシェフではない、ヌーベルキュイジーヌの料理人だ。(と思う)
ヌーベルキュイジーヌとは、
1980年前後(だったかな?)から始まった、フランス料理の新しい波である。それまでのフランス料理と違い、見た目の斬新な盛り付け。色鮮やかさ、綺麗さでお客を魅了し、さながら料理自体が絵画のような趣をもつ。味の方も軽めで(悪い意味ではなく、旧来の味付けに対する)現在の健康志向にもあい、急激に広まった。背景に日本の懐石料理が多分に影響を与えていると云われている。また現在では、その場、その場のイメージで食材の組み合わせや、新しい味を追求する創作料理まで進化している。(魚歎談?)
だから、
な~ンにも無くても大丈夫!
その場にあるもので、ちょちょいのちょいと作るのさ!
と云う設定なんだろう。
でも、これって時代考証大変だと思う。
原作、脚本の方も食の歴史を含め。料理を知っていないとせっかくの見せどころがアウトになっちゃうし…
今後、もっと大変になっていくだろうなぁ。
調味料ひとつとっても
戦国時代の調味料はまず醤油はない。(厳密に云うと一般的でない、あっても現在の醤油とはちょっと違ったもの)
一般家庭では塩が主流で、味噌があれば上等(味噌も少し違う)。上等と云えば酢や酒。酒も現在の日本酒はなく、にごり酒や高級酒として味醂のようなものくらいか。
材料もそうだし。
まあ、
自分がやるのではないから
ど~でもいいか。
もう、眠いので…
次に続く。