同じ職場にいながら、実は長いこと、彼氏とはまともに

話をしたことがありませんでした。
原因の一つは、彼女が人見知りする性格だったこと。


しかし、決定的な要因は相手方にありました。
彼女は当初、彼氏(付き合う前なので、以後O氏と呼ぶ)が

とにかく怖かったんです。


はっきり言って、O氏は激しく目つきが悪い。
人を見るときには、十中八九「眼をつける」状態になっている。
当時は、視界に入ったら最後、跡形もなく蒸発してしまう

かもしれない…と思ったくらい。


さらにO氏は職場でも日々、毒吐き。
親しくなるず~っと以前に一度だけ、分からないことを
尋ねたことがあったのですが。


 O氏「この前、僕が配布した資料にあるんですけど…
     ま、見ないっすよね、あんなの(失笑)


 彼女(心の声) 「ひぇぇぇ~~~~( ̄□ ̄;)」


初のまともな会話がこれ↑って、どうなのよ?



以後、彼女はO氏に近づこうとしませんでした。

とにかく、避けまくった。
「あそこには近づいちゃなんねぇ…」と

禁忌を畏れる村人のような暮らしぶり。


一方、O氏から彼女に話しかけようとしたことはなく。
悲しいけど、多分、彼女に関心がなかったのだと思う…



恐怖体験から半年後―――

残業帰りに職場の数人で飲むことがあったのですが、
その日はO氏と不思議なくらい打ち解けた会話ができたのです。
「なぁんだ、意外にシャイで普通の人なんだ」
彼女、ちょっと驚き。


この“意外”っていう感覚は曲者ですよね。
何でも3割増しにしてしまう。
酔っていたこともあって、何だか親しみまでわいてきました。
アルコールって、コワイわね…


さて。
その頃ちょうど、彼女は諸般の事情により

「合コンをセッティングせねば」と気負っておりました。
とはいえ、そんなツテはなく。
考えあぐねていたところに、一筋の光明が…

そうだ、“意外に普通の人”

O氏にお願いしてみよう!(゚∀゚)キラーン☆


目が合っただけで死ぬと思っていた相手に対して、
ずいぶんな変わりようではあるのですが。
ダメもとでいいじゃ~ん、ということで、さっそく翌日メール。

唐突なこの誘いを、なぜかO氏は快諾します。
そして、その日程調整をきっかけに、交換日記のように

初々しいメール文通がはじまったのでした。



お食事会という名の合コンも楽しく、つつがなく執り行われ、

めでたしめでたし、と言いたいところですが…


数ヶ月後(すでにカレカノの仲だった)に、当人たちを含めて

男女3名ずつのその場に、O氏が呼んだ男性陣が

2人とも既婚者だったことが判明。

彼女、驚愕・・・ Σ( ̄ロ ̄lll)


頭の中、真っ白になりましたよ。ホントに。

友人たちには、ただただ平謝りです。

何もなかったから良かったものの、何かあったら

どーする気だったんでしょうか。


 彼氏の一言:
 「しょうがないじゃん、
  調整つかなかったんだから」

 (゚д゚)ヘーゼン



自分の星に帰ってしまえ~!!!!!!