雑談の言葉さえ持ち合わせていないダンナ | いつか虹が

いつか虹が

二人の子どもとダンナの4人家族。多分幸せなんだろうけど…。



ダンナは、家では今までにも増してほとんど喋らなくなった。



私と喋らないのは、イライラするから。

息子と喋らないのは、勉強以外何も話題がないから。

娘と喋らないのは、女の子の機微がよくわからないから。


そして、誰とも喋らなくても、

女と連絡を取ることはできるから。



夕飯を食べ終わり、食器を流しに置くと、

ゴロゴロし、

風呂に入り、

一人で寝室に行く。



今日一日でダンナが喋ったのは、


「息子は塾か?」


だけ。



私と息子と娘はよく会話をするけれど、

誰もダンナに話しかけない。

ダンナと話しても、

小言や否定や非難しか出てこないから。


ダンナがバラエティを見ながら雑談、

なんてことは、もうあり得なさそう。



子どもの実情は私の方がよく把握してるから、

私からダンナに出来事や相談を話す、

という流れが、家族内の会話を生むのだろう。


しかし、ダンナが私を拒否してしまえば、

会話は成立しない。

そうやって、家族のひずみや無関心が広がっていくのだろう。

我が家はもう、

そういう坂を下っているのかもしれない。