復職して、初めての週。
ようやく、華の金曜日がやってきました
今日の夜はワンオペなので、「フレックスでお先に失礼しまーす」と、いそいそと会社をあとにしてきました。
そこからダッシュで子を保育園へ迎えに。園に着くと、もうすっかり慣れた顔で、0歳クラスの担任の先生に抱っこされた我が子がいました。ママの顔を見ても、手は伸ばすものの、もう泣きません。慣れたねぇ…🥹
降園時、私の身体の前には我が子を抱っこ、背中には会社PCやら資料やらが詰まったビジネスリュック。そのままスーパーに寄り、子が食べるバナナの買い置きと、自分のごはんを簡単に買います。今日はお惣菜とチーズでいいや。ビールも買おう。発泡酒だけど。あとは家のランブルスコを…
家に着いたら子を抱っこ紐に入れたまま、その足で洗面所へ直行。私の手を洗ってお風呂の給湯ボタンを押し、次はキッチンへ。冷凍ストックしてある子の夕飯をお皿に出して、ちょっと熱めにレンジで解凍します。
それから、保育園から持ち帰った週末の荷物、寝具や外散歩用の帽子を出し、洗濯機へ。
そうこうしているうち、お風呂が沸くので子とともに入浴。お風呂からあがって、子を保湿してパジャマを着せて、それからすぐ、子のごはん。
さっきレンジにかけたのが少し冷えてちょうどいい温度になっているので、エプロンを着けさせ、いただきます、ぱちん!をします。まだ自分ではできないので、親がおまじないのように両手を持ってなんとなくさせている。それから、離乳食を食べさせます。
ゆっくり慎重にもぐもぐする姿が、いつ見てもかわいらしい。デザートのバナナを食べて、お水を飲んだら、ごちそうさま、ぱちん。
お顔と手を拭いて、また保湿して、少しベビーサークルの中で遊んでもらいます。
食事で使ったガーゼやエプロンも合わせて洗濯機へ。洗濯スタート。
そして私はようやく髪を乾かし、一本目のビールを、ぷしゅ。今週もおつかれ!
そうこうしていると、子が眠たそうになってくるので(我が子は眠くなるにつれ、笑い上戸になる・つかまり立ちの足取りが覚束なくなる・抱っこ紐を嫌がる(←寝かしつけを察して。寝たくないらしい)など分かりやすい)、そのサインが出てきたらまずは軽く抱っこしたり、抱っこのままごろりんとしてみます。
今日は、捕まえた!ぎゅー!キャキャキャ!ゴロゴロ!みたいな笑いの時間を経て、腕枕する姿勢になったところで、子が指吸いを始めて仰向けゴロゴロをし始めました。指吸いは、そのまま眠る可能性が!
スリーパーを着せて、トントン…トントン…を続けたところ、抱っこ紐なしの寝かしつけに成功しました。眠って体の力が抜け、吸っていた親指は立てたまま、イイネ!の形のお手手が現れます。I'll be back…
すかさず、私はそっと腕枕の腕を抜いて布団を離れ、残ったビールを喉に流し込みながら、すっかり洗濯が終わっていた洗濯機へ向かいます。
子が保育園で着てきた服を干しながら、改めて見るとほんと小さいなぁ〜これでも大きくなったのになぁ〜と笑ったり、そういえば「世界一幸せな洗濯」水通しの時は、赤ちゃんが産まれてくる実感なんてなくて、半信半疑だったものだなぁというのを思いだしたりします。
そしてこの春から加わった新顔、保育園のぼうし。
これもまた小さくて、小さいのに子がかぶるとまだ大きくて。
そういうのを一通り干してから、ようやく私の晩酌を本格的にスタートします。花金です。
なんか今日も風が強かったし、と、部屋干しすることにした、子のちいちゃな服やぼうしが下がった物干しと、近くですやすや寝息をたてている子の顔と、を交互に眺めながらグラスを傾ける、この週末が至福の時間だなぁと感じています。
保育園で、あの小さな(でも子にとっては大きな)ぼうしをかぶってお散歩に連れて行ってもらい、今週はどこでどんな景色を見たのかな。何を見て笑い、何に驚いたのかな。何かを発見したかな。
私が働いている間に、子はどんな風に過ごして何を思ったかな。
そんな事を思いました。
働きはじめると、この目で日々の子の振る舞いを見ることはできないけど、保育園の先生が毎日心をこめて書いてくれる日々の様子の文章から、少しだけ、日中の子の様子が見えてくるようで。
慣らし保育の間は毎日のように泣いていたけれど、ちょうど復職の頃には慣れてきて、「今日は園でこんなことをしてニコニコしていました」「不思議そうにしていました」「ニヤニヤして真似をしていました」「楽しそうに隠れていました」といった事を書いてもらえるようになり。
あらためて「今週の連絡帳」を読み返して目尻を下げながら、保育園たのしかった?と、寝ている我が子にテレパシーを飛ばしつつ、チーズとワインで週末の夜を楽しんでいます。