本日、8月22日、忌明け法要を迎えまして、

妹は、お浄土へと旅立ったことでしょう。

 

お寺さま曰く、

亡くなってから49日までの間を、

この世でもなくあの世でもないので、

 

「中陰」と言うそうです。

 

残ったものも、旅立つものも、

ゆっくりとそれぞれの状況を

受け入れるための儀式でもあるようです。

 

そして、49日目を

満ちたということで、満中陰法要とも言うそうです。

 

 

7日ごとに7回、家族が集まり、

お経をあげて頂く時間は、

それぞれ変わらないようで、

少しずつ変えていってくれました。

 

故人は・・・

あの世に行くために、色んな欲(記憶を含)を落としていく時間。

家族は・・・

存在がなくなったことに慣らされていく時間として。

 

 

これも、教えていただきましたが、

何も食べられない仏様の、一番のご馳走は「念仏」だそうです。

 

自分の名前が呼ばれると嬉しいように、

仏様も、名前を唱えてくれる念仏が、

何より嬉しいそうです。

 

あの世もこの世も、忘れ去られることが、

一番さみしいのは同じなんですね。

 

7日ごとの供養も終わり、

次は百ケ日法要。

 

一周忌と初盆のあとは、少し空いて、

三回忌法要になります。

 

なぜこんなに、法事があるのかと思ってましたが、

やっぱり、深い意味があったのですね。

 

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