暴力は何度も何度もあった。

投げ飛ばされ蹴られ殴られ
お前の事なんか嫌いなんだと言われ。





私は父に完全に心を閉ざした。


唯一母にだけは悩みや嫌な事を話したり
喧嘩をすることができた。


ただ、母は喧嘩をするとわざと大声を出して
それを聞いた父が来て
私がまた暴力を振られるという
もうどうしたらいいのか分からない
状況だった。



当時は不幸だなんて1ミリも思っていなかったし、両親が大好きだった。



ある時、父の暴力に限界を感じて
小学校で配られた
何か悩みはありませんか?的な
相談用紙に父の暴力の件を書き
ポストに投函した。


それから、自宅に児童相談所からの
電話がかかってくるようになった。


私は父が怖いからという理由で
その電話は知らないと父に伝えた。

結局、暴力の解決にはなににもならなかった。


父が怖くて逆らえなかった。



つづく