本日もお疲れ様でございますお立ち寄りフォローありがとうございます
日本とオーストラリアの医療制度の違いはもう結構知られてるので説明しなくてよいかな。
目が変だわ、鼻がおかしいと思ったら眼科や耳鼻科に直接行く我々と違いオーストラリアではまずGP, General Practitioners と呼ばれるかかりつけ医を予約する。その医師がReferralを出すので眼科や耳鼻科を予約して受診する。
明らかに風邪の場合、ほとんどの人は売薬を買って痛み止め飲みまくって終わり!それでもしつこい場合はGPに相談するかな〜風邪で通院しないオーストラリア人。
かかりつけ医に何でも相談すると情報が集約される為、患者は健康管理しやすい。検査結果などもGPの元にいち早く行くので異常があれば直ぐに連絡が来る👍
睡眠の問題、精神の不安、外科的な分野も同様の流れなので自分で判断しなくてもGPが考えてくれる。
一方でこのシステムが機能しない事がある。それはGPと折りが合わない時。
今日オット、双子の兄弟とワタシは双子の兄弟のかかりつけ医の元へ行った。オットのかかりつけ医を変える為だ。
オットは変化を嫌い一つの事と長く付き合うのが好きなタイプ。質が悪くても経済的でなくても…
前のGPも悪くはなかった。こちらの要求は聞いてくれるし理解があると思ってた。
でもこの数年ミスが顕著なのだ。
Script と呼ばれる処方箋を間違える
オットは薬を自分で容器から出せないので一回ずつのパッケージにしてもらってる。これは日本とやり方が同じだけど大きさが違うかな?これをオーストラリアではWebster Packと呼ぶのだが、薬を与えるのは医療行為に当たる為、資格がないとやってはダメ🙅でオットの元に来る介護スタッフさんはできない事になっている。彼らの業種はSupport WorkerなのでNurseではないからだ。でもWebster Pack になってれば扱って良いことになっている。パックされてるから量を間違えることはないからね。
このWebster を作る為にはScriptの他にMedication Summary という証明書が必要で、前のGPは毎回これを間違えていた…自分が作ったものを!もう3回目から認知症を疑ったくらい。
そしてこのドクターのクリニックはウチから遠くて連れてくワタシも疲れるけどオットもヘトヘトになり通院後歩く速度が幼児並みに遅くなり今にも止まりそうなロボットと化す。。
で、今度のドクターはインドの方だけどとても頭が良さそう!薬の処方を見ただけで「ねぇ、胃が重いんじゃない?」「最近腸の動き弱ってない?」と核心をつく。
ここぞとばかりワタシは普段から気になってた口臭や枕に着く茶色い唾液が出てる事を言うと、
「胃薬2種類出てる、飲みすぎるのは胃を刺激しすぎる」
「センナ(便秘薬)は長く飲むと効かなくなるから他のものと交互にしたり量を変えないとね。コーヒーとか飲むの?余計便秘になるよ」とな!口臭と茶色い唾液については「血液検査の後考えましょう」
前のドクターは検査を全くしてくれないので不満ですと言ったら、
「検査しないで何がわかるの?僕は検査を定期的にしないではいられないよ」と嬉しいお言葉。
「老人科も紹介するからそこから認知症の検査もやってみよう」との提案ももらった。
日本にはまだ少ないこの老人科というのは認知症について、またはそれに繋がる症状を聴くには脳神経科よりも詳しいと聞いたことがある。
早速明日朝血液検査を受けて来週🇮🇳の先生に再診してもらうことにした。
お会計$125、診察は20分。その日のうちに$80が返金された。Medicareという国の保険が$80を支払ったことになる。そしてなんと
次回から無料‼️
これをBulk Billingと呼び、国がこのドクターに支払うらしい…が、ワタシはまだこの仕組みがよくわからない。個人的にはBulk Billingのセンセーに出会ったことがない。理解したらシェアしたいと思う