きょんまこ1/2の雲水ノート

きょんまこ1/2の雲水ノート

日々旅にして旅をすみかとしたいが、そのためには稼がねばならぬ。
有給休暇にも限りがある。ああ、人生とはままならぬものよ。

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あっちの家もこっちの店も、花を大切に育てている。



春とは名ばかりの、冷たい北風がピューピュー吹くとある日曜日、戸越銀座を散歩した。
全長1km超のなが~い商店街である。食べ歩きグルメが豊富で、家族連れやカップルな
どの観光客も多い。

お決まりのコロッケ、かまぼこ屋のおでんコロッケ(おいしかった!)、唐揚げ、焼き
小龍包、焼き鳥、いちご…とまあいろんなものを食べながらブラブラしたが、特に目新
しい何かがあるわけでなく、さりとて下町の平凡で幸せな生活を垣間みるといった感じ
でもなく、フムフムと言いながら商店街を抜けた瞬間から俄然、おもしろくなった。


JR大崎駅までのほんの15分ほどの間には、生活の匂いと色が溢れるなんとも私的な空間
が広がっているのである。








新幹線














この素敵な住宅地が終わると、恐ろしく無機質で威圧的な高層マンションを見上げるこ
とになる。ビル風にあらがいながら大崎駅に到着し、つい先程まで歩いていた、花と緑
と光がふきこぼれるまばゆいばかり空間との落差に、まるで夢を見ていたような気分で
電車に乗った。





 
次はひなびた温泉郷と滝をお送りします。