お不動さま 修復工房へ昨年 秋の特別拝観で公開された 「不動明王」像がいよいよ修理工房の 楽浪文化財修理所に運ばれました。鎌倉時代の立派なお不動さま ということで、工房の方も緊張の面持ちで分解し 丁寧に梱包されて…。また、脇侍の矜羯羅童子(こんがらどうし)さま、制多迦童子(せいたかどうし)さまも順次 修復に向かわれるということで おしずまりの状態に保管されることになりました。旅立ちの後は台座がぽっかりと空き 淋しさが募りますが、疫病をも退散させるパワーをアップしてお戻りいただくのを心待ちにしている私なのでした。