そう言えば 雲龍院での 平岡先生の勉強会で [入菩薩行論] を習った時に [習気(じっけ)] という言葉を教えて頂きました。 題目がサンスクリット語 (インドの古語) で記されているのは お釈迦様のお加持力が残っているから・・・ つまり これが 習気(じっけ) という説明だったかと思います。 常々 日本のお経は どうして 漢語なのか? 不思議に思っておりました。お経を唱える お坊様は 漢字を読みながら なんとなく意味が想像出来るかもしれませんが、聞いている方は 訳の分からない呪文のようで・・・。解り易い 日本語で唱えてくれれば楽しいのに と・・・。しかし それでは お釈迦様や 法典を伝えて下さった高僧の方々の お加持力 が無くなってしまうのかもしれません。 功徳が のこり香 のように 後々まで続いてくれるのであれば こんなにありがたいことはありません。 漢字ばかりで 大変な写経かもしれませんが ご利益を信じて 頑張って下さい。しかも、先日の 如法写経会法要 の習気(じっけ) も まだまだ残っているかと思いますので 雲龍院のお写経 も正に ゴールデンなウィークなのです ‼︎
ところで 受験生の息子にとっては この休日はあまり輝かしいものではないようで・・・。 平日は 夜の9時近くまで 学校の先生が お尻をたたいて下さり、友達と 励ましあいながら勉強出来るのですが 一人では なかなか集中できぬ様子。部屋を覗きに入ると 昼食後の器が置きっ放し、靴下が転々と 丸まっており、布団がトンネル型に形付き ・・・ 一日の動きが 一目瞭然!! 窓を開けて 習気(じっけ) を逃しつつ 息子の学校の教育環境に 心から感謝している母なのでした。