参拝 | 京都雲龍院 寺庭婦人のブログ

京都雲龍院 寺庭婦人のブログ

京都東山泉涌寺別院 雲龍院でのちょっとした出来事を皆さんに大公開!

「寺庭婦人」である私がblogを始めました。「寺庭婦人」とは「じていふじん」と読みお寺の奥さんの事です。私なりに雲龍院を徒然なるまま ご紹介いたします。


勅使門横の 垂れ桜 がポツポツと花を咲かせ始め うぐいす の声に導かれるように 拝観の方が入って来られます。 お花見やら特別拝観 等で 京都の街は賑わっている様子ですが、雲龍院はまだ 平静さを保っている方かな? と。
通常 団体の拝観 は予め旅行会社さんが連絡を下さるので、都合が付けば ご案内をさせて頂くのですが…。 先日 突然 朝イチで 70名程の拝観者が入って来られました。しかも中国のお寺の信者さんとのことで、衣をまとった 体格の良いお坊様がご一緒でした。あいにく 住職は本山のお勤めに出ておりましたので 私が案内をすることに…。 「日本の歴史を理解して貰えるのかな?」「皇室の事を話しても大丈夫かしら?」と 不安が過りましたが 添乗員さんが上手に通訳して下さり 皆さん静かに聞いて下さいました。 チベット仏教のお寺さんとのことで、家の住職が今 チベット仏教について勉強していることを話すと お坊様はとても嬉しそうに微笑まれました。 その後 70名が本堂に入り 30分程 お薬師様の御経を 全員で唱えられ…。小さなお子さんもいらしたのですが、とてもお行儀良く熱心にお勤めの後、清々しい面持ちで
桜や梅の花を愛でながら帰って行かれました。
チベット仏教は中国に迫害を受けている印象があったのですが、中国の中にも 熱心に信仰をされている方がおられる事をとても嬉しく思いながら 見送った私なのでした。