後桜町天皇 | 京都雲龍院 寺庭婦人のブログ

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京都東山泉涌寺別院 雲龍院でのちょっとした出来事を皆さんに大公開!

「寺庭婦人」である私がblogを始めました。「寺庭婦人」とは「じていふじん」と読みお寺の奥さんの事です。私なりに雲龍院を徒然なるまま ご紹介いたします。


昨日 泉涌寺で 後桜町天皇様の200年祭 が執り行われました。 後桜町天皇様は 江戸時代中期に 弟帝の桜町天皇様の崩御により、幼い甥である 英仁親王(後の 後桃園天皇) が成長まで 9年間 皇位を継がれた 史上最後の女帝です。和歌に秀で 次帝の教育を怠らなかった ということで、もしかすると素敵なハンサムウーマンだったのかもしれません。
泉涌寺の月輪御陵には 主に江戸時代の天皇様が多く眠られており、この様な法要には 昨年 こう去された 三笠宮寛仁殿下が 「ご先祖供養は 私が引き受けましょう!!」 と仰せで ご参拝遊ばされておりましたが…。 今回は ご長女の 彬子女王様が 宮内庁式部職や門跡・関係寺院の高僧の方々が見守られる中を ご参拝になられました。清々しい姫宮様の御姿に 後桜町天皇様も さぞ満足されておられることでしょう。