安息日 | 京都雲龍院 寺庭婦人のブログ

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京都東山泉涌寺別院 雲龍院でのちょっとした出来事を皆さんに大公開!

「寺庭婦人」である私がblogを始めました。「寺庭婦人」とは「じていふじん」と読みお寺の奥さんの事です。私なりに雲龍院を徒然なるまま ご紹介いたします。

一般的に 社会でのお仕事とは厳しいもので、私も 宮家での職務中は 100%出来て当たり前。120%やって やっと認めて頂ける という緊迫した雰囲気の中での毎日でした。 妃殿下のご公務でお供させて頂くと 重責の数日間から解放され 次の日にはお非番を頂けます。「ゆっくりと休んで またお願いね…」のお心遣いが嬉しくて、宮邸の自室で 大爆睡していたものでした。
お寺の仕事は 日常と休日の区別が無く 常に心のどこかで気が張っている感覚があります。 上手くコントロールが出来れば良いのですが 仕事に関しては若い頃に染み付いたポリシーは消えず…。 ただ 齢の重ねと共に肩やら腰が悲鳴を上げてきます。 住職に訴え続けて 安息日を設けてもらい、整体治療院に通うが楽しみに。 脱日常を意識してかなり遠方の病院を選び 「保険がきいて 今日は 500円で生き返ってきた~!」と娘に報告すると 苦笑い…。
夕方 テンションの低い愛犬ハナPを突っつきながら 娘のつぶやき…。 「Pちゃん 猫背だと年寄りに見えるね。 犬でも猫背って言うのかな? 母と一緒に 整体に行ってみる? 何たって [わんコイン] なんだって…。」