愛用している鹿児島・枕崎の金七商店さんのクラシック節が届きました。
完成まで半年かかる本枯節で、いつもまとめてお取り寄せしています。
数年前、“日本のパンの消費額がお米を抜いた” というニュースにショックを受けて、わが家は朝食をごはんとみそ汁に代えました。
そして、毎日食べるならおいしくて体によいものを選ぼうと、この枕崎の本物のかつお節を見つけて使い始めました。
削りたてのかつお節はごはんにかけると最高で、これで出汁をとったみそ汁は本当に美味しいなあと思います。
削る手間は、慣れればたった1分ほど。
刃が怖かったり、かつお節が小さくなって危ないなと思ったら、軍手をすれば安心です。
今はかつお削り器もシンプルでお手入れしやすいお洒落なものが豊富です。
削り器をせっかく買うなら、お試し用の手軽なミニサイズではなく、やはり通常サイズのほうが削りやすく安定もよくてお勧めです。
近年はかつおの値段が高騰し、日常食のかつお節の価格も上がっています。
高額になれば消費者は安い量産品を選び、職人さんが手間暇かけて作る本物のかつお節は存続が難しく、削る文化も消えてしまいます。
同じく、豆腐・味噌・醤油などの日本の伝統食も、大豆の価格高騰や安い大量生産品に押されて深刻な状況です。
私も微力ながら伝統食を守り伝え、買い支えて応援します。
そして今年はもう一歩すすんで動いていきたいです。
皆さんも本物のかつお節をぜひお試し下さい
初詣は江ノ島神社へ。
江ノ島コーヒーソフトとお土産のり羊羹も忘れずに