昨年に引き続き、2度目のとちぎやさん訪問です。今回は10名さまにご参加いただきました。
「とうふ工房とちぎや」さんは、逗子に残るたった一軒の豆腐店です。
毎日の食卓に欠かせない豆腐は、スーパーでいつでも安く買える一方で、昔ながらの町の豆腐屋さんは本当に少なくなりました。
それもそのはず、豆腐屋さんは年間500件ものスピードで廃業しているんです。
日本が誇る伝統製法の豆腐がこれ以上消えてしまわないよう、皆さんも地元の豆腐店でぜひ購入して買い支えて下さいね。
手作りの豆腐は、豆の品種や製法にも職人さんのこだわりが詰まっていて、とっても美味しいものです。
さて、この日は店主の亀田さんは、大豆収穫時期の滋賀県の農家さんを急きょ訪問する事になったため、毎日一緒に豆腐を作られている息子さんがご対応して下さいました。
素敵なデッキテラスのテーブルに、試食を盛り沢山にご用意して下さり大感激です。
今回、試食させて頂いたのは6種類の豆腐。
3種類のこだわりの国産大豆から作られた看板商品「國安豆腐きぬ」
木の樽を使ってじっくりと熟成させた優しい食感の「國安豆腐もめん」
「國安豆腐もめん」を型に入れずに袋詰めした、ふんわり食感の「くみ出し豆腐」
神奈川が誇る甘みの強い津久井在来大豆から作られた絹ごし仕上げ「地大豆豆腐」
もっちり食感が特徴の大豆、夢さようで作られた、湯豆腐専用の絹ごし仕上げ「温豆腐」
「國安豆腐きぬ」で作られた、外側サクサクと香ばしく&中はなめらかで甘い「絹生揚げ」これらの豆腐は、それぞれに適した完璧な状態で供してくださいました。
きぬ豆腐・地大豆豆腐は、大豆のうまみが分かる常温で。
もめん豆腐・くみ出し豆腐・温豆腐は、昆布だしで程よく温めて 。
お豆腐に対する店主の愛情を感じますね。
こうした食べ方、非常に勉強になりました!
細やかなお気遣いに感謝いたします。
そして、さらに2種類の豆腐スイーツまでご用意してくださいました。
ひとつは、生クリーム未使用で豆乳をたっぷり使った「豆乳プリン・プレーン」。ちなみに豆腐プリンは、プレーンの他、黒蜜、塩メープル、珈琲の4種類あります。
もうひとつは、焼いた油揚げをチョコレートでコーティングした「ショコラ揚げ」。こちらはまだ試作品だそうですが、まるでラスクのようにサクサクのお揚げとチョコレートが絶妙にマッチしてとても美味!お店に入ると目に入るのが、壁に貼られた子供たちの可愛いお手紙。
亀田さんは食育活動にも大変熱心で、お忙しい業務の合い間に小学校などで手作り豆腐体験レッスンを度々されています。
すっかり豆腐好きになった子供達から、うれしいお礼のお手紙がたくさん届くんですね。
さて、最後はゆっくりお買い物タイム。
甘さが濃厚な地大豆豆腐、もっちりと感動的に美味しい温豆腐、看板商品の國安豆腐はあっという間に売り切れてしまいました。
焼くとパリッと香ばしくて美味しい油揚げ、ごぼうや生姜などの季節限定がんもどきも大人気。
豆乳プリン、豆乳どら焼き、食べ出したら止まらない蒸し大豆や煎り大豆、、、などなど、じつに種類が豊富で楽しいお豆腐屋さんです。
事前にしっかりランチ&盛りだくさんの豆腐試食でお腹いっぱい〜と言いつつ、最後にテラスの隅っこで豆乳ソフトクリームを食べてる生徒さん達をこっそり撮影・笑
ランチは逗子の駅近くに今年オープンしたイタリアン「ドイッチャーネ」。
シェフの土井ちゃんは、江ノ島の名店「ロアジ」出身です。
旬の素材盛りだくさんで絶品でした。デザートの種類も豊富で美味しかった

ご一緒していただきました皆さま、誠にありがとうございました












