
3年ほど前、その木を見るために村を訪れました。
ロクブリュ・カップ・マルタンは、ニースからモナコ方面へ向かう海沿いのバスルートで1時間ほどの場所にあります。
コートダジュールの高級リゾート地を走るバスからの眺めは最高です♪

村の最寄りのバス停は「1er escalier」または「2e escalier」。
どっちのバス停も“escalier=階段”と付くので、だいたい予想はついていましたが、村までのルートはまさに階段だけ。

だらだらと登って30~40分かかったでしょうか、、、。
やっと到着した村は、石畳の道と石造りの家が並び、まるで中世にタイムスリップしたよう。
観光客が押し寄せないとっても静かな村です。

オリーブの古木は、村の外れの山道にあります。
いつもの見慣れた華奢なオリーブの木からは想像もつかない巨大な集合体...。
最初は気付かずに通り過ぎてしまいました。

歴史家や生物学者によると、推定樹齢は1,800~2,200年なのだとか。
見上げると、緑の葉っぱが青々と茂っていたので秋にはきっとたくさんの実をつけるのでしょう。

村内の素敵なビストロのテラスでお昼ご飯食べました。

フランスのビストロでよくオーダーする、大好物のバヴェットステーキ(牛の腹身肉)。
お肉の焼き加減とソースもばっちり。お約束の大盛りポムフリも揚げたてのカリカリ。
南仏のビストロらしくラタトウィユも添えられていました。

とっても丁寧にお料理を作られている素敵なお店でした。
健脚の方限定になりますが、
南仏に行かれたらぜひ訪れてみてくださいね
