フランス北東部のジュラ山脈の限られた地域で生産されるコンテは、1,000年以上の歴史を持つ巨大なハードチーズ。
今でも昔ながらの伝統製法を守り、もちろん添加物は一切加えずに作られています。
旨みたっぷりなのにクセの無いコンテは、そのまま食べても熱を加えても美味。あらゆる料理に向く万能チーズです。
そこでレッスンでは、
①そのまま味わう
②トロリと溶かす
③こんがり焼く
3つの異なる食感のコンテを堪能していただきました。
まず、6ヶ月と12ヶ月、熟成度の違う2種類のコンテの食べ比べ。
6ヶ月熟成の若いコンテは、しっとりと柔らかくミルキーな風味。
12ヶ月じっくり熟成させたコンテは旨みが凝縮。甘みも増してナッツや栗のような味わいが楽しめます。

次に、お一人ずつ焼き上げるそば粉のガレット。
南仏の美味をあれこれトッピングし、仕上げに刻んだコンテをたっぷり。みんなで楽しく焼いて、出来たての熱々をいただきます!
パリッと香ばしく焼けた生地にとろけたコンテが絡まり絶品。


最後に、カリカリに焼いたコンテのサブレ風。
フライパンで簡単に出来ちゃいます。
生とうもろこしの冷製ス—プとともにいただきます!
甘くてなめらかなスープに、塩気の効いたサクサクのコンテがマッチ♪


今回、調理には6ヶ月熟成の若いコンテを使いました。まろやかでよく溶けるので加熱調理にも向きます。熱を加えるとミルキーな香りが部屋中に広がります。
12ヶ月熟成のコンテは、うま味たっぷりでチーズ通の生徒さん達に大好評。そのままワインの友に最高ですね。

フランスで一番人気を誇るコンテチーズ。いろんな食べ方で楽しんでくださいね。