世の中、見えるものだけが、
すべてではありません。
むしろ、
見えないものの方が多い。
笑顔の奥にある寂しさ。
沈黙の中にある、
ためらいや優しさ。
例えば、
文章には、
「行間」があります。
行と行の間には、
何も書かれていません。
けれど、
書かれた言葉を、
一つひとつ丁寧に読むと、
書かれていないものが、
少しずつ見えてきます。
人間も、
同じなのかもしれません。
語られた言葉だけで、
その人を決めつけない。
見えている姿だけで、
その人を見定めない。
よく見ること。
よく聞くこと。
そして、
見えないものを、
見ようとすること。
聞こえないものを、
聞こうとすること。
人生で本当に、
価値のあることは、
そんな、
行間にこそ、
あるのかもしれません。
乃至法界平等利益
感謝、合掌
慈永
