「世の中」というものは、
「最善」
に向かっていくのではなくて、
「最適」
に向かっていくのだ、
と心得ておくことです。
「最善」と言ってみたところで、
それは、
わたくしの「最善」であり、
わたくし以外のひとの「最善」
であり、
ひとの社会にとっての「最善」
であり、
言うなれば、
すべて、ひとにとっての「最善」
に過ぎない、
ということです。
草木や、昆虫や、
ひと以外の動物や、
地球や宇宙にだって、
「最善」というものがある。
神さま仏さまだけが、
そこを慮って、
「現実」
というものを創り出していく。
「世の中」というものは、
「最善」
に向かっていくのではなくて、
「最適」
に向かっていくのだ、
と心得ておくことです。
感謝、合掌
慈永