「やさしさ」というものは、
どこまで行っても、
直接、見ることはできません。
例えば、わたくしたちが、
「やさしい」と
感じるのは、
やさしい眼差しだったり、
やさしい言葉だったり、
やさしい仕草だったり、
そういう所作から、
総合的に判断して「やさしい」
と言っているだけです。
そして、
もうひとつ大切なこと。
それは、
相手の「やさしさ」だけではなく、
自分が相手の「やさしさ」を理解
できる「やさしさ」を持っている
ということ。
ね、
世の中は、すべからく、
表と裏の関係、
まず、
わたくしに「やさしさ」がないと
するならば、
相手の「やさしさ」に気づくこと
さえできない、
という仕組みなのです。
感謝、合掌
慈永