あるひとは、言う。
「世の中」というものは、
自分が思っているよりも、
もっともっと悪い状況です、
夢も希望も、
あったもんじゃありません。
また、
あるひとは、言う。
「世の中」というものは、
自分が思っているよりも、
もっともっと良い状況です、
夢も希望も、
捨てたもんじゃありません。
結論、
「世の中」というものは、
どちらでもあるし、
また、
どちらでもない。
ただ、
人間は、
いったいどちらなのか、
どうしてもはっきりさせたい、
そういう生き物なのです。
そうやって、
人間は、
自らで選んだほうの景色を、
自らの人生の中で現実のもの
としていくわけです。
こんなふうにね、
「ほら、やっぱり思ったとおり」
感謝、合掌
慈永