この世に「善」なるひとは、
いやしないし、
この世に「悪」なるひとも、
いやしない。
そもそも、
「ひと」だって、
たまたま、今、
「ひと」でいる、
というだけなのであって、
この命が終われば、
母なる自然に還り、
また何かへと生まれ変わる。
絶対的なものなど、
この世には、
何ひとつ存在しないのです。
水蒸気も、水も、氷も、
すべては同じでありながら、
また同時に、
すべては異なる。
すべては「存在」ではなくて、
すべては「状態」なのだ、
ということ。
感謝、合掌
慈永