きそ、され、いあ

 

Q1.ブランド内競争の具体例があったら教えて欲しいです。

A1.ヤマダ電機とヨドバシカメラが同じパナソニック製のプラズマテレビを販売する場合、この2つの店舗が共創することを指します。

 

Q2.例として資生堂を挙げていましたが、それに関して詳しく教えてください。

A2.資生堂は新型コロナウイルス感染症の影響の背景として、オフラインとオンラインの強みを融合させたオムニチャネルのモデルを取引先とともに構築しています。店頭で対応・接客を行うビューティー・コンサルタントがリアルタイム映像で化粧品の特長や使用法を紹介し、それを見た消費者はチャットでビューティー・コンサルタントに質問するなど双方向のコミュニケーションをしています。そして、消費者が気に入った商品があれば、オンラインストアで購入できるサービスを提供しています。

 

Q3.チャネル管理の方法の転換とありましたが、どのようなものから転換されるのでしょうか。

A3.以前までメーカーは、チャネル組織化や販売業者に対するパワーを発揮するための手段として建値制やリベートを導入してきましたが、大規模小売業者の対等によって高集度販路化し、建値制やリベートが通用しなくなりました。それにより、チャネル戦略の見直しが必要になりました。

 

Q4.日本の総広告費の3割のマスコミ以外は何なんですか。

A4.インターネット広告費とプロモーションメディア広告費です。総広告費に占めるインターネット広告費は、2005年には5.6%にすぎませんでしたが.2016年には20.8%と全体の2割を超えました。そして2019年には媒体別で広告費が最大であったテレビを、2021年にはマスコミ4媒体の広告費合計も上回り、インターネットは広告費において最も大きな媒体になったのです。プロモーションメディア広告費には、屋外、交通、折込、DM、フリーペーパー・フリーマガジン、POP、展示、映像が含まれます。2020年には総広告費全体の27.2%、2021年には24.2%、2022年には22.7を占めています。

 

Q5.国際プロモーション戦略で、文化習慣の考慮が必要とありましたが、例えばどんなものがありますか。

A5. 2001年にサッカーワールドカップの公式スポンサーになったAVAYA(アバイア)という会社を例に挙げて説明します。この会社は、日本国内でテレビ中継された日本戦で、競技場内で「アバイア」とカタカナ表記の看板を出す配慮をしました。このことで、非公用語によるプロモーション活動での現地の人たちへの情報の伝わりづらさという問題を解決しました。

 

Q6.ジレットモデル戦略の例を教えてほしいです

A6.例えば、カミソリでひげをそるたびに替え刃の刃が欠けてくるため、替え刃を購入する必要がでてくることが挙げられます。

 

Q7.均一価格戦略はどういった効果がありますか?

A7.百円ショップなど、何個商品を買っても一つあたりの価格が等しいため、計算が簡単で予算が立てやすいといった、顧客にわかりやすさを与える効果があります。

 

Q8.抱き合わせ販売があまりイメージつかないのですが、似たようなものを合わせるのでしょうか?全く関係ないものでもみられるのでしょうか?

A8.例えば、人気がありよく売れるゲームソフトとあまり人気のないゲームソフトをセットにして販売することによって売り上げ増加を図る価格戦略であり、傾向が似た商品を組み合わせることが多いです。