担当:いあ、され、きそ

 

Q1.非探索品の具体例はありますか?

A1.百科事典や墓地、生命保険などが典型例です。

 

Q2. そのブランドが確立されるまではどのような戦略をとるのでしょうか。

A2.製品ライフサイクルの導入期では、ブランド名の大々的なプロモーションを行うなどしています。

 

Q3.アンケート調査の具体例を教えて下さい。

A3.質問票を用いたアンケート調査の方法には,実際に対象者の家庭を訪問しその場で回答を要請する「訪問面接調査」、対象者の家庭を訪問、アンケートを配布し後日回収する「留置調査」、調査票を対象者に郵送する「郵送調査」、内閣支持率調査などに現在も使用されている「電話調査」、回答者を特定の場所に集めてアンケートへの記入を依頼する「集合調査」、インターネット上でアンケートを実施する「インターネット調査」があります。

 

Q4.「価値共創」の概念が一番与えた変化とは何なのでしょうか。

A4.変化というよりメリットになってしまいますが、「消費者のニーズを実現できる」、「長期的なファンを増やせる」、「新たなアイデアや価値が生まれる」などの顧客ロイヤルティの向上が期待されます。

(顧客ロイヤルティは企業や企業が提供する商品・サービスに対する信頼や愛着の大きさを指します。)

 

Q5.S-O-RのO(生体)とは具体的にどのような現象でしょうか。

A5.例えば「新しいスマートフォンの広告を見て(S)、性能が良く、価格が手頃だと思った(O)。今も同じブランドを使って良い経験があるし、そろそろ買い換えどきかな(O)。よし、買ってみよう(R)。」といった購買意思決定が行われたとします。その時O(生体)は、下線のような心理的プロセスを指します。

 

Q6.「実際の消費者は中心的ルートと周辺的ルートの併用」とありますが、具体例はありますか。

A6.商品への関与が高く、情報を自ら収集したうえで購入する場合に中心的ルートを通り、商品への関心が低く、情報収集しない場合、また情報収集を行っても理解できなかった場合に周辺的ルートを通ります。個人差はありますが、車や家、スマートフォンなど高価で重要度が高いものは中心的ルートを通り、日用品や文房具など低価格で重要度が低い(使えれば何でもよい)ものは周辺的ルートを通ると考えられます。

 

Q7. 5-3-3 dとe(因子分析とクラスター分析)はどのような場合に使われますか?

A7. 簡単な例を使って説明します。ある学校の生徒の5教科分(数学、理科、英語、社会、国語)のテスト点数のデータがあるとします。このとき、因子分析を実行すると、5教科の点数は因子1(数学、理科)と因子2(国語、社会、英語)の2種類の共通因子を持っていることが分かります。よって、理系能力と文系能力がどのように、どれくらい関わっているかを数値で把握することができます。このとき、クラスター分析を実行すると、各生徒を4クラスターに分類できます。クラスター1の特徴は全体的に点数が高いこと、クラスター2の特徴は文系科目の点数が高く、理系科目の点数が低いこと、クラスター3の特徴は理系科目の点数が高く、文系科目の点数が低いこと、クラスター4の特徴は全体的に点数が低いことです。クラスター分析をすることで、人数の多い生徒の複雑なデータを単純化して考察することができます。